③「ホワイトカラーの生産性」向上への取り組みが始まる

 日本企業全体で「ホワイトカラーの生産性」に取り組む姿勢が見えてきた。日本の企業を成長させる要因は、デジタルマーケティングとホワイトカラーの生産性、サプライサイドとしての私がずっと主張してきたわけだが、昨今、デマンドサイドであるお客様からも、その重要性に気づく発言が増えてきた。したがって2014年は、生産性を上げるようとする企業環境の変化、評価制度の見直しが進み、それに伴って生産性向上に資するツールの導入も始まるだろう。

④ビックデータで「スマートエンタープライズ」の実現

 ビックデータの流れが企業の情報システムにも波及し、通常業務に変革を及ぼすようになる。変革としては2つ考えられる。1つは付加価値の低い仕事(経費精算等)をITで処理する、もう1つはインプットされたデータの分析により、営業行動や施設稼働の生産性を上げるための対策が打てるようになることである。

⑤イノベーションの実現に待ったなし!

 大企業を中心にイノベーションを起こさなければならないという切迫感が募っているが、そのためのコミュニケーションと多様性を活発化するための活動が加速する。多様性とは、実際の多様性(女性活用、職種間の交流、インターナショナルな人材登用)と働き方の多様性を指し、それを実現するための新しいデバイスや新しいコミュニケーションツールの採用が進むだろう。具体的には、最新のITツールをつかった遠隔コミュニケーションや在宅勤務、革新的なオフィスレイアウト、時短などが挙げられる。