賞金ランキングとは異なる世界ランキング
日本勢は男女とも低迷期

 勝はアマチュアだから優勝賞金の1800万円はもらえない(2位のイ・ボミが獲得)。今後出場した大会で活躍したとしても、ツアー出場者の実力を示す賞金ランキングには入らないことになる。そのかわり主要国ツアーの成績をポイント化し順位として示す世界ランキングで、勝は458位から163位へ一気にジャンプアップした。勝がこのランクをどこまで上げるかが注目されることだろう。

 ちなみに最新の女子ゴルフ世界ランキングの1位は韓国の朴仁妃(パク・インビ)。2位スーザン・ペターセン(ノルウェー)、3位はステーシー・ルイス(アメリカ)だ。日本人選手は宮里美香の34位が最高で、これに36位の森田理香子、37位の宮里藍、39位の横峯さくらが続く。2010年には宮里藍が1位にランクされたこともあったが、最近日本選手は低迷気味。15歳のアマチュアに優勝をさらわれたことを発奮材料にしてランクを上げるようなプレーを見せてもらいたいものだ。

 一方、男子の世界ランキング1位はタイガー・ウッズ(アメリカ)で、2位アダム・スコット(オーストラリア)、3位ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。先日のマスターズ・トーナメントを制したバッバ・ワトソンは4位だ。日本人では松山英樹の28位が最高。これに続くのが79位の石川遼、80位の小田孔明で100位以内には3人しか入っていない。男子の方も日本勢は松山を除き、低迷期にあるようだ。

 ゴルフの世界ランキングは勝のランクが注目されたことで知った人も多いだろう。プロゴルフでは賞金ランキングに比べ地味なデータではある。だが、他の競技では世界ランキングが話題に上ることが当たり前になった。開幕が近づいてきたW杯では、FIFAランキングが参考データとしてついてまわるし、プロテニスでは日本のエース・錦織圭がどこまでランクを上げるか注目されている。

 そこで主要競技での現在の日本選手や代表チームの世界ランキングをチェックしてみた。まずは個人競技から。