「この経費、大丈夫かな? 税務署に何か言われないだろうか……」。ひとり社長であれば、一度はこんな思いを持ったことがあるでしょう。本日のテーマは「経費の見極め方」。税務署に目をつけられる「7つの経費」とは、どんなものなのでしょうか。
シロ、クロ、グレー。
経費のボーダーラインとは?
税務の判断は、グレーゾーンが多いといわれます。確かに法律には明確に定められていないこともありますし、実務上の慣習もあります。しかし、明確にクロのものはクロですし、シロのものはシロです。順に見ていきましょう。
【シロの経費】
シロは、法律に沿って適正に処理されたものです。シロの経費でも、勘違いがあり、意外と計上されていないケースもあります。
【クロの経費】
クロは、税務上、絶対に認められないものです。例えば、「領収書の偽造」「架空の経費の計上」「売上を抜くこと」などが挙げられます。税理士として、このクロは絶対に認めません。
【グレーの経費とは?】
問題はこのグレー。法律にはクロともシロとも明言されていないものです。
「プライベートとも言えるし、ビジネスとも言える」という経費で、これは判断に迷います。詳しく見ていきましょう。