テレビでも活躍中の人気イタリア料理人、ベリッシモ・フランチェスコさんと、人気ブロガーのはあちゅうさんによる異色の対談が実現しました。ベリッシモさんはオリジナルの「誘う技術」を披露。はあちゅうさんは「こう誘われたらうれしい」という誘われる側の心理を披露します。果たして参考になるのか、ならないのか? 実践したときの結果に関しては自己責任でお願いします。
※本対談は6月16日に下北沢の書店「B&B」で行われたものです。
はあちゅうの「こう誘われたらうれしい」その1
「連れていってあげるよ」
――今日はベリッシモさんには男性側からの「誘う技術」を。はあちゅうさんからは女性側から「こんなふうに誘われたい」というのを聞いていきたいと思ってます。
まず、はあちゅうさんにお聞きしますが、どんなふうに誘われたいですか?
はあちゅう(以下:はあ) そうですね、「連れていってあげたい」といわれるのって、けっこう女の子のハートをつかむんじゃないかと思っていて。
たとえば二人で食べログとかを見ていて、「ここがおいしいんだよね」みたいな話をしていたとしますよね。その時に、男の人が、「じゃあ一緒に行こうよ」といってくれるのも嬉しいけど、「連れていってあげるよ」といわれると、ちょっと少女スイッチが入るかなと思っていて。「あ、もうすでにリードしてくれている」みたいな感じで、「じゃあ連れていって」みたいな感じで、そのままの勢いで男の人に強引に連れていかれたままで、みたいなことをワーッとイメージするので、この言葉は意外と深いんじゃないかと思っているんです。
ベリッシモ(以下:ベリ) 言葉の選び方も大事ですね。
はあ そうですね。言葉の選び方で全然印象が変わるなと。
ちょっとした言葉の差で、男の人の知性というのがけっこう見えるかなと思っています。ベリッシモさんが女の人を誘う時に気をつけていることはありますか?
ベリ 基本的に誘うことはぼくの使命です。とにかく誘うんです。相手の気持ちも大事なんですけど、とにかく誘うことは当たり前なんです。それは恋愛だけじゃなくて、たとえば誘ったことでそこからビジネスのチャンスとか、恋愛のチャンスとか、あと一緒にただ食事をするチャンスとか、どういうふうに展開するのか分からないですけれども、とりあえず誘ってみてそこからスタートする。もちろんいろんな誘い方があるんですけれども。
――具体的にベリッシモさんのここぞという時の誘い方ってありますか?