オリジナリティとは半分の人に嫌われること
「一人でも多くのお得意先を増やすことが、商売の基本です」
この部分に対して、異論を唱える経営者がいるのです。その経営者は自著の中でこう言っています。
「『オリジナリティ』はお客様を増やすための戦略ではない。本当の意味は、『半分の人に嫌われる』ということだと僕は考えている。オリジナリティを目指すなら、最初に半分の人を切り捨てる発想が必要なのだ」
こう主張するのは、都心のお洒落なバーガーショップ、フレッシュネスバーガーの創業社長、栗原幹雄氏です。
むやみに顧客数を増やすのは、意味のない場合もあるという栗原氏の指摘は、もしかすると、すべての業種の共通項かもしれません。