考えていない人がことごとく口にする「口グセ」とは?

ですから、よく言われているように、できるビジネスマンっていうのは、ことごとくメモ魔です。僕もいろんな経営者にお会いしてきましたが、本当にそうですね。優秀な経営者というのはとにかく書きまくってます。

逆に書かない人というのは考えていない。

研修とかでも手を動かしていない人に「大丈夫ですか? 本当にわかってますか?」と聞くと、みんな一様にこう言います。「はい、何となくわかりました」。「何となくわかった」って、考えていない人、書かない人に共通する口癖ですよ。

みなさんは英語とかの「ディクテーション」ってやったことないですか? 英語の音声を聞いて、それを書きとる作業ですよね。

ある程度の英会話の練習を積むと、英語を聞いてみて意味が「何となく」わかる状態になりますよね。日常会話レベルであれば、その状態でも大して困りません。

でも、実際にディクテーションやってみると、愕然としますよ。おそらく全然聞き取れてなくて、全体の20%とか10%くらいしか書けないっていう人がほとんどだと思います。

「何となくわかった」って言っている人って、これに近い状態なんです。つまり、全体の10~20%くらいしか考えられていない。

ですから、とにかく僕たち普通の人間っていうのは書かないと、ものを考えたことにならないです。これはもう一番大事なメッセージですから、ぜひ持って帰ってください。

じゃあ、問題は、どんなことに気をつけて書けばいいのか、ということになりますが……

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