速読術というより、「正しい流し読み」
お断りしておきますが、速読術の本を買い漁って読んだり、怪しげなセミナー・教材に手を出したりしたわけではありません(そういうのは苦手です)。
詳細はもちろん本を読んでいただきたいのですが、ここであえてひと言にまとめるなら、「本を読むという行為」についての発想を転換させてみたのです。
実のところ僕たちは、かなり強固な「先入観」を読書に対して持っています。
ですから、読書という行為を自分の中でどう位置づけ、どのように本と向き合っていくか次第で、読むスピードはいくらでもコントロールできるようになるのです。
もちろん、相応のテクニックとかコツは必要なんですが、それ以前にまず「考え方」を変えれば、どんな人にも1日1冊ペースで本を読むための素地はつくれます。
なによりも、これができると読書がかなり楽になります。
「無理してがんばって読書している」という感覚がほとんどなくなるのです。
ここでおわかりのとおり、僕がこれから語る読書術というのは、「眼球運動のトレーニング」とか「高速ページめくり」といった、いわゆる「速読術」っぽいネタとはかなりノリが異なります。
その手のメソッドを期待されている方には、お気に召さない可能性大ですので、どうかご注意ください!!では、明日からの連載もお楽しみに!
(第2回に続く 明日2/25掲載予定)