第18回
民主主義を機能不全に陥らせた「一票の格差」がもたらす3つの弊害――慶應義塾大学教授 小林良彰
昨年12月の衆議院選挙で最大2.43倍だった「一票の格差」をめぐり、各地で違憲、選挙無効の判決が相次いでいる。現在、与党が「0増5減」の衆…
2013.4.12
社会保障と税の一体改革、消費税増税、エネルギー問題、TPPなどなど、日本はいま、これからの「国のかたち形」を決める大テーマに直面している。そこには絶対的に正しいという回答はない。だからこそ、甲論乙駁の議論を紹介し、我々がどのような選択をしていくべきかを考える。
第18回
昨年12月の衆議院選挙で最大2.43倍だった「一票の格差」をめぐり、各地で違憲、選挙無効の判決が相次いでいる。現在、与党が「0増5減」の衆…
2013.4.12
第17回
3月15日に安倍晋三総理のTPPへの交渉参加表明がなされた。交渉開始から2年間を浪費したコストは大きいが、それでも得られるメリットはやはり…
2013.3.21
第16回
日本のリフレ派経済学者の代表格として知られ、次期日銀副総裁にも名前が挙がる岩田規久男氏。日銀が抱える課題を一貫して指摘し続けた氏の持論には…
2013.3.1
第15回
大胆な金融緩和とインフレターゲットを柱とする「アベノミクス」には、期待と不安が入り混じる。日本は「失われた20年」を取り戻すことができるか…
2013.1.20
第14回
1月21、22日に開かれる日銀の金融政策決定会合に注目が集まっている。安倍政権が求める円安誘導とインフレ目標設定について論じたうえで、今後…
2013.1.18
第13回
先の衆院選でも争点となったTPP。TPPは「農業等の産業を壊滅させる」というような否定的な声は未だに少なくない。「TPPは日本経済活性化の…
2013.1.10
第12回
安倍新首相が選挙期間中から「デフレ脱却のために大胆な金融緩和を求める」との発言を繰り返したことから、世間の耳目は日本銀行に集まっている。だ…
2013.1.8
第11回
すでに決定した消費税増税だが、国民の間には今も不安や不満がくすぶっている。この機会に増税のメリットとデメリットを改めて問い直すべく、「増税…
2012.10.12
第10回
国会では消費増税を含む税制改革法案の審議が本格化している。もし、同法案が不成立となった場合、今後10年間で日本財政は相当厳しい局面に突入す…
2012.6.1
第9回
消費税法案を巡って対立を続ける民主党と自民党。政界「第三極」の核を成し、大阪維新の会とも連携を深めるみんなの党は、現状をどう見ているのか。…
2012.4.20
第8回
民主党が推し進めるTPP交渉参加や消費税増税は、野党のみならず与党からも異論が絶えない。これらの政策には、どこに本質的な課題があるのか。野…
2012.4.13
第7回
民主党政権は、3月中に消費税増税関連法案を国会に提出する方針だ。しかし、野党のみならず与党内からも異論が噴出している。現在の社会保障と税の…
2012.3.29
第6回
野田政権が成立するまで、私は優先すべきは中長期的な成長軌道の確立であり、財源は国債でよいと考えていた。だが、ここに至っては、「予言の自己成…
2012.3.16
第5回
消費増税を巡って、国会は紛糾の度合いを強めている。国民には本来議論されるべき明確な国家ビジョンが見えてこない。日本が目指すべき「真の国づく…
2012.3.15
第4回
不退転の決意で消費税増税に臨む民主党の野田首相と、それを牽制する自民党の谷垣総裁。与野党の協議は平行線を辿っている。自民党が指摘する消費税…
2012.2.29
第3回
今回の社会保障・税一体改革では、消費税率の5%引き上げによって社会保障の安定財源を確保しながら、財政健全化を達成するのが狙いと政府は説明す…
2012.2.10
第2回
政府は「社会保障と税の一体改革」の地方説明行脚を開始した。一方、岡田副総理のテレビ発言を合わせると、現政権の財政運営は「繰り返し増税」路線…
2012.1.30
第1回
高橋洋一
4日から通常国会が始まる。今国会の最大の焦点は、「社会保障と税の一体改革」だ。その内容たるやオヤジギャグとでも言いたくなる。政治論、社会保…
2012.1.24