第63回
「政府はリスクマネーを供給せよ」冨山和彦 経営共創基盤社長に聞く
辻広雅文
政府は、世界同時不況で経営難に陥った事業会社に公的資金による資本注入支援を行う準備を進めている。かつて産業再生機構COOとして数々の企業再…
2009.2.25
政治・経済だけではなく、社会問題にいたるまで、辻広雅文が独自の視点で鋭く斬る。旬のテーマを徹底解説、注目の連載です。
第63回
辻広雅文
政府は、世界同時不況で経営難に陥った事業会社に公的資金による資本注入支援を行う準備を進めている。かつて産業再生機構COOとして数々の企業再…
2009.2.25
第62回
辻広雅文
日本のメデイアだけに触れていると、世界は財政出動一色に染まったかのようだが、実は震源地の米国にして違う。共和党の「小さい政府」信奉者だけで…
2009.2.18
第61回
辻広雅文
先週、「銀行国有化できぬゆえに米国の金融危機は長期化する」という題名のコラムを掲載したら、批判を含むさまざまな意見をいただいた。そのなかで…
2009.2.5
第60回
辻広雅文
金融危機を打開する最も有効な方法は、銀行国有化である。だが、自由主義経済の盟主たる米国では、民主党政権でも、それは唾棄すべき政策であり、そ…
2009.1.28
第59回
辻広雅文
激しい雇用調整が進むなかで、「ワークシェアリング」がにわかに脚光を浴びている。大手新聞の社説も雇用問題解決の糸口になりえるとこぞって取り上…
2009.1.21
第58回
辻広雅文
貧困の撲滅は多くの組織、制度、さらには人々の内面にまで関わる極めて難しい総合改革だ。だからこそ、自民、民主はともにマニフェストに組み込み、…
2009.1.8
第57回
辻広雅文
あらゆる企業にとって“秘中の秘”ともいえる商品の原価を、ネット専門保険会社のライフネット生命が公表した。タブーを破った出口社長にその決断の…
2008.12.25
第56回
辻広雅文
雇用調整が、凄まじい速さで進行している。とりわけ、非正規社員の悲惨な事例は枚挙の暇がない。ついに日産自動車は、国内の派遣社員2000人と期…
2008.12.18
第55回
辻広雅文
景気の悪化が日々、加速している。吉川洋氏は戦後最長の景気後退になると予測し、野口悠紀雄氏はマイナス5%成長に転落する危険性を指摘する。未曾…
2008.12.11
第54回
辻広雅文
「派遣切り」という言葉が、頻繁にメデイアに登場する。新入社員の内定取り消しが、後を絶たない。雇用不安の深層を、NPO自立生活サポートセンタ…
2008.12.4
第53回
辻広雅文
金融機能強化法が景気悪化を防ぐために有効かどうかの議論はここでは横に置こう。指摘したいのは、政府と地銀の堕落。同法復活による金融システム肥…
2008.11.26
第52回
辻広雅文
金融危機でわれわれが得たのは、リスクフリーの金融商品など存在しないという教訓である。その教訓に、米国債が含められても不思議ではない。神話は…
2008.11.19
第51回
辻広雅文
株式市場の大混乱に度を失った政府が、「空売り」規制を強化した。空売り規制強化には、政府が願うような株価の暴落を防ぐ、市場安定化効果が本当に…
2008.11.12
第50回
辻広雅文
円高とともに円資金の巻き戻しが進む今になって、日本の円安政策がいかに世界に投機資金をばら撒いていたかが分かる。麻生首相は公的資金注入の教訓…
2008.11.5
第49回
辻広雅文
日本政府が世界に向けて、久々のヒットを放った。「国際金融安定化のためのIMF緊急ファシリテイ構想」がそれだ。発案した財務省の真意を探る。
2008.10.22
第48回
辻広雅文
世界中の金融機関を経営破綻の淵に追い込むほど、なぜ、サブプライム関連の証券化商品は暴落し続けているのか。どうして、証券化商品市場には買い手…
2008.10.15
第47回
辻広雅文
昨年燃え盛った「消えた年金」問題の解決のめども立たないうちに、「消された年金」問題が火を噴いた。社会保険庁のずさんと腐敗が暴かれる陰に、本…
2008.10.8
第46回
辻広雅文
米国発の金融危機が世界を恐怖に陥れている。いかなる混乱が、どれほど続くのか、今の時点では誰にも予見しがたい。それでは、金融危機収束後の世界…
2008.10.1
第45回
辻広雅文
経済認識に信頼がもてない政治家が、官邸の主になろうとしている。麻生氏固有の問題もあるとはいえ、政治家を育てるインフラを持たない日本の欠陥は…
2008.9.24
第44回
辻広雅文
米金融当局の高いリテラシーへの期待の表れなのか、リーマン処理の決断を評価する声が日本のメディアで増え始めている。だが、その期待は裏切られる…
2008.9.17