日本の大企業は往々にして、「売上高のかさ増しにはなるが、大して利益を生まない事業」を抱えている。そういった事業が、コロナ時代に続々と売りに出される見通しだ。買い手となるのは、プライベート・エクイティ(PE)ファンドである。これから始まるファンド主導の大買収時代を展望する。