池内ひろ美

池内ひろ美

夫婦・家族問題コンサルタント
1961年岡山市生まれ。96年「東京家族ラボ」を設立。精神科医、弁護士等と協力体制をとり、総合的な家族問題カウンセリング等を行なう。テレビ出演や講演も多数。著書に「夫婦再生レッスン」(健康ジャーナル社)、「良妻賢母」(PHP新書)ほか。

・池内氏主宰サイト「池内ひろ美オフィシャルサイト」「東京家族ラボ」「ファミリー・クラブ」

・池内氏ブログ『池内ひろ美の考察の日々』
最終回
子どもをたくさん作る男はカッコいい
池内ひろ美
少子化をなんとかしなければ、というのであれば、福祉関係の充実はベースとして大切だが、子どもを作る気になる新しい文化の創造が必要だ。それは「子どもをたくさん作る男はカッコいい」という文化である。
子どもをたくさん作る男はカッコいい
第12回
「妻の浮気」は、夫のせい?
池内ひろ美
「妻が浮気したんですよ。ちょっと前からなんとなく怪しいと思って、興信所で調査してみたら証拠がバッチリ。それで、妻を問い詰めたら逆ギレされて、探偵なんか使うから2人の信頼関係が損なわれたと、非難されました」。相談者の男性は30代後半のサラリーマン。職場結婚した妻は30代前半で、子どもは3歳の女の子が1人ある。「まるで僕のほうが悪いみたいに言うけど、2人の信頼関係を壊したのは浮気した妻ですよ。でも、妻は、妻が浮気をした原因は僕にあるって怒ってました」 このように、「妻が浮気した」として私のところに相談に来る夫も多い。離婚相談の現場での実感としては、既婚女性の3割が浮気経験があり、8割以上が浮気願望を持っているといえる。妻の浮気にはどんな原因があるのだろうか?
「妻の浮気」は、夫のせい?
第11回
「熟年離婚」は貧乏をシェアするだけ!?
池内ひろ美
私は熟年離婚を一度は止めてさしあげることにしている。毎月約80人の相談を行うなかで、相談者が男性でも女性でも、その人の離婚を勧めることも止めることもせず、ただその人自身が決めることのできるよう問題点の整理を行い、必要と思われる情報を渡し、ご本人の意志が生まれるのを待つのも相談を受ける姿勢であるが、熟年離婚だけは情報を渡した後、一度は止めてさしあげる。 熟年離婚は、妻たちが憧れ夢見るほど素敵なものではない。さらにいえば、彼女が望むようなお得感はない。さも専業主婦の味方という顔をしている離婚時の年金分割は、基礎年金ではなく報酬比例部分の2分の1が上限である。もしもあなたの妻が年金分割を目当てに離婚を望んでいるなら、社会保険労務士事務所で離婚時の年金分割額を尋ねるようアドバイスしてほしい。予想していたより少ない金額の提示に彼女たちは愕然とするだろう。
「熟年離婚」は貧乏をシェアするだけ!?
第10回
妻が3月に離婚したがるワケ
池内ひろ美
多くの男性は、離婚にハイ・シーズンがあることなど思いもよらない。しかし、女性の多くは季節や月にこだわって離婚の時期を決めている。実は、そのピークは3月。それは子どもを連れて出ていくからである。
妻が3月に離婚したがるワケ
第9回
「勉強しろ!」と子どもを叱る前に。お父さん、『読書』していますか?
池内ひろ美
勉強が好きな子どもは例外なく読書好きである。そして、本を読まない親の子どもが読書好きになることはまれである。子どもに「勉強しろ」と言う前に、父親自身が「読書」をしているだろうか?
「勉強しろ!」と子どもを叱る前に。お父さん、『読書』していますか?
第8回
「お受験パパ」が陥る“俺様マネジメント”という落とし穴
池内ひろ美
教育熱心な「お受験パパ」が増えている。父親向けの教育雑誌も創刊され、売上げが伸びている時代である。「お受験」と言えば母親の領分であり、「教育ママ」あるいは「わが子で自己実現するママ」のイメージが強かったはずだが、最近は、父親の方が熱心な家庭も少なくない。お受験ママはリッチな主婦という傾向があったが、お受験パパの特長は、勝ち組。情報収集能力の高さとビジネス感覚あふれる教育観を持ち、仕事で勝ち続けてきたその俺様のビジネス・マネジメント力を、自分の子どもの教育にも発揮しようとする。しかしそれは、重大な間違いを犯しやすい。
「お受験パパ」が陥る“俺様マネジメント”という落とし穴
第7回
親としての「本気」をどう見せるか?
池内ひろ美
自ら望む道を見いだして将来の夢を抱き、意思を持ち突き進むことができる子どもは、ほんのひと握りである。子どもに将来を真面目に考えるよう本気にさせるには、親が本気にならなければならない。
親としての「本気」をどう見せるか?
第6回
妻を一人にしてやる「気づかい」ができるか?
池内ひろ美
理解ある男性ほど、家族一緒に楽しい時間を作ろうと努力する。しかし、子育てに追われている妻が、休日に欲しいのは“思い出”より“自分の時間”。家族旅行ではなく、子供と2人でどこかに出かけ、妻をひとりにしてあげること。あるいは娘と2人で留守番し、妻を独身時代に戻らせて夜遊びのひとつもさせてあげることかもしれない。それでは寂しい、と感じる男性も多いだろう。しかし、それほどまでに気を使わなければならないほど、今の妻たちは壊れやすい。仕事で気を使い自宅でも妻を気づかう、いまの男性は本当に大変だと、同情を禁じえない。しかし、気づかいは、夫婦関係を円満に行うことのできる要素なのも事実である。
妻を一人にしてやる「気づかい」ができるか?
第5回
男のプライドを守るための「夫の小遣い」適正額は?
池内ひろ美
「夫の小遣い」平均額は3万9400円だという。しかしこれでは少なすぎると感じる。適正額を正確に算出はできないが、私は「年収の10%」を提案したい。これは働く男のプライドを守るための金額でもある。
男のプライドを守るための「夫の小遣い」適正額は?
第4回
「悪妻は百年の不作」――女性選びを間違えると大変なことに!
池内ひろ美
「悪妻は百年の不作」ということわざがある。どれほど自らを磨こうとも、男性はつまらない女性に引っかかったばかりに人生を踏み外したり、思いっきり足を引っ張られる恐れがあることを忘れてはならない。
「悪妻は百年の不作」――女性選びを間違えると大変なことに!
第3回
「ちょいモテおやじ」に憧れるな!
池内ひろ美
男性誌が発信した「ちょいモテ」「ちょいワル」。だいたい、「ちょい」とエクスキューズする根性がすでにダメなのではないか。女性にモテたいなら、モテたいと言えばいい。ワルならワル、善なるものはヨシとしてほしい。少し曖昧にすることで初めから逃げを打つ性根が透けて見える。ちょいモテおやじは、自分のことを軽く卑下しながら威張る。なぜ軽く卑下するかといえば、自分は高学歴の大企業エリートであり勝ち組っぽいと思っているからだろう。だから、ちょっとしたお洒落を楽むことのできるオレってイケてる? と語尾を上げる。いい大人が語尾を上げて喋るのはみっともない。
「ちょいモテおやじ」に憧れるな!
第2回
もしかして、「コミュニケーション強迫症」?
池内ひろ美
今の日本は「コミュニケーション強迫症」にかかっているのではないだろうか。誰も彼もが、互いにコミュニケーションをとり共通のビジョンを持ってコンセンサスを得なければならないと強く思い込んでいる。
もしかして、「コミュニケーション強迫症」?
第1回
“男が生きにくい時代”だからこそ望む「男の復権」
池内ひろ美
今の時代、男性が生きていくのは困難だ。だからこそ、「男の復権」が必要だ――。いつの間にか失われてしまった男性の権利や力。女の私がそれを望むのはおかしいと思われるかもしれないが、女だからこそ男に望むのである。こんな時代だからこそ、男の力が必要だと言える。それは、男が逆立ちしたって子どもを産むことができないのと同じように、女がいくら踊ってみても男にしかできないことがあるからだ。だからこそ男性が力を確認し、自信をもってその力を行使できるよう努めてほしい。
“男が生きにくい時代”だからこそ望む「男の復権」
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