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姫田小夏
第80回
中国鉄道部が重視していたのはおよそ「人命、安全」などではなく、己の懐の肥やし方であることを物語るエピソードがある。鉄道部の予算をほしいままにし、巨万の富を築いた男と女がいるのだ。

第79回
共産党国家の中国で教育の国際化が猛スピードで進んでいる。上海では、欧米型メソッドを導入しグローバル人材の育成に乗り出す教育機関も増え、そこで日本の子どもたちも国際化の波に乗ろうと頑張っている。

第78回
魯迅がかつて留学していたという東北大学は、日中友好のシンボルとしての役割を今も担っている。「魯迅に憧れて」と門をくぐる中国からの留学生も少なくない。その東北大学が今、大学総長の研究不正疑惑で揺れている。

第77回
日本の中小不動産業者が、中国人顧客の開拓に本気だ。なかには中国人社員を雇って宅建を取らせる企業もあれば、中国語通訳を立ち会わせ7時間もの長丁場に汗だくで臨む「重要事項説明会」もある。

第76回
震災直後、中国人観光客が銀座の街から姿を消した。横付けされる観光バスから街に繰り出し、両手一杯にショッピングバッグを抱えた中国人観光客は、福島第一原発の事故とともに、潮が引くように見られなくなった。

第75回
「『インフレ対策のために不動産を買っておけ』と言うのはでたらめ、今不動産を持っている人はすぐに売り払ってしまえ」中国の著名エコノミスト、謝国忠氏の発言が波紋を呼んでいる。

第74回
町工場では水面下で中国シフトが始まっている。2010年から本格化した第4次中国進出ブームも、3月11日以降、その動きをピタリと止めた。が、震災から1ヵ月を経て見えてきたのは、むしろその加速である。

第73回
先日、上海の友人Dはメールで「日本人は今、いったい何を食べているのか?」と尋ねてきた。どうやら中国では「日本の食品は全滅だ」と思われているようだ。

第72回
震災発生から1ヵ月、上海市場もその余波に襲われている。日本の食品販売をはじめとする物販業や、その食材を使っての飲食業は大打撃。現地でビジネスを展開する多くの日本人が頭を抱えている。

第71回
3月20日、羽田空港の中国線出国カウンターには中国人の長蛇の列ができていた。上海の虹橋空港では3月12~14日にかけて通常の3倍の入国者数を記録、浦東空港でも11~15日にかけて、およそ1万人の中国人が帰国した。

第70回
日本の地方銀行が中国に構える拠点の数が増えている。今年3月には群馬銀行、第四銀行が加わり、上海だけでも32行が駐在員事務所を置いている。日本の地銀は2月現在で63行、その半数以上が中国に出たというわけだ。

第69回
チュニジアのジャスミン革命を受けて、中国でも13都市で集会が持たれ、「茉莉花革命」に世界の注目が集まった。しかし北米発信の中国語サイト「多維新聞」は、「これはおふざけだった」という内容の記事を発表した。

第68回
在日中国人向けの中国語週刊紙である「東方時報」の1面に、菅直人首相の春節祝賀メッセージが掲載された。中国語で書かれた「菅直人首相向華人祝賀春節」の真っ赤な見出しは、上野駅の売店でも人目を引く。

第67回
中国消費市場への売り込みが熱い。とくに所得の高い上海市場に日本企業は攻勢をかけるが、現実は甘くはない。むしろ指摘されるのが上海市場に対する認識の甘さで、“迷信”に踊らされた日本企業が足元をすくわれている。

第66回
上海万博閉幕の熱気も冷めやらぬ昨年11月5日、地元紙「東方早報」は一面でミッキーマウスのイラストを掲げ、「上海ディズニーランド(SDL)が調印へ」と報じた。果たしてSDLは中国で成功できるだろうか。

第65回
師走を迎えようとする上海のオフィスで、女性たちの間をある「黄色い券」が飛び交っていた。この券をめぐって、社内の空気は色めき立ち、「行く、行かない」をめぐって電話やメールが頻繁にやりとりされる。

第64回
1~10月期の中国人訪日客数は前年同期比49%増と盛況だ。しかし訪日ツアーの「質」はどうなのだろうか。実態からは「おもてなし」を受けるどころか、「貧乏国ニッポン」に狼狽する中国人観光客の姿が浮かび上がる。

第63回
多くの産業で中国が技術力を高める中、もはや日本の命運を託せるのは「省エネ・環境技術のみ」、そんな時代になってしまったようだ。環境ビジネスにおいて、日本勢は中国でどう闘っているのだろうか。

第62回
尖閣諸島問題を発端とする反日デモは、10月だけでも9都市で発生した。同時に日本製品の不買運動にも火がつき、中国全土で展開する日本ブランドにも大きな影響を落としている。その後を追った。

第61回
2010年には9兆円規模の市場になるといわれる中国からのメディカルツーリズム(医療観光)だが、なぜ中国人は日本の医療にこれほどまでに注目しているのか、最先端医療都市・上海の実態を交えてレポートする。
