渡部 幹

渡部 幹

モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授
UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。
第35回
だからあなたの会社は“タダ乗り”される!社員をやる気にさせる「魅力的な職場」の3大条件
河合太介,渡部 幹
世の中には、社員に「タダ乗りしよう」と思わせてしまう職場と、そう思わせない職場がある。タダ乗り社員を生まない職場は、社員に多くの「心理的報酬」を与えている。心理的報酬が充実した、「魅力ある職場」の3大条件を考えてみよう。
だからあなたの会社は“タダ乗り”される!社員をやる気にさせる「魅力的な職場」の3大条件
第34回
震災後の「絆の再認識」はブームで終わっていないか?タダ乗りと無縁の企業に学ぶ“センターピン”の倒し方
河合太介,渡部 幹
「あいつはフリーラーダーではないか」という誤認が広まりがちな日本の職場。大震災を機に、つながり力を取り戻すことの重要性が再認識されている。それをブームで終わらせないためには、どうすればよいのか?
震災後の「絆の再認識」はブームで終わっていないか?タダ乗りと無縁の企業に学ぶ“センターピン”の倒し方
第33回
ゆとり世代が“タダ乗り”呼ばわりされるのはなぜ?「世代間協力」が断絶した社会に贈る山本五十六の名言
河合太介,渡部 幹
“ゆとり世代”は、上司や先輩から「使えない」と評価されることが多いようだ。それは本当だろうか。そもそも世代間協力が崩壊した企業社会の中で、人を育て、実らせるための努力はなされているだろうか。先人の教えを基に考えてみたい。
ゆとり世代が“タダ乗り”呼ばわりされるのはなぜ?「世代間協力」が断絶した社会に贈る山本五十六の名言
第32回
“暗黒フォース型上司”が部下のやる気を奪い去る!『スター・ウォーズ』に見るリーダーシップの大いなるミス
河合太介,渡部 幹
若くて優秀な部下のやる気をみるみる奪い去ってしまうリーダー、それが「暗黒フォース型上司」である。厄介なのは、そんな彼らが「管理職の仕事をきちんとしている」と勘違いしていることだ。職場を覆う負のオーラの正体を探る。
“暗黒フォース型上司”が部下のやる気を奪い去る!『スター・ウォーズ』に見るリーダーシップの大いなるミス
第31回
「タダ乗りを防ぐオフィス」は本当につくれるか?スティーブ・ジョブズに学ぶ“連帯”を生み出す仕掛け
河合太介,渡部 幹
産学協同の研究会では、オフィスで「タダ乗り」を防ぐ研究が進められている。目下のところ、やってみなければわからないのが現状だが、すでにそれを実現している企業もある。その1つが、スティーブ・ジョブズ率いるピクサー社だ。
「タダ乗りを防ぐオフィス」は本当につくれるか?スティーブ・ジョブズに学ぶ“連帯”を生み出す仕掛け
第30回
「いまどきの若者」は本当に考え方が浅いのか?新入社員を“タダ乗り”扱いする日本企業の根強い偏見
河合太介,渡部 幹
新人が入社すると、決まって社内で盛り上がるのが「今どきの若者」に対する批評である。日本企業では、今も昔も新人全般を「タダ乗り社員」と見なす風潮がある。しかし、上司が若かった頃と比べて今の新人が劣っていることなど、決してない。
「いまどきの若者」は本当に考え方が浅いのか?新入社員を“タダ乗り”扱いする日本企業の根強い偏見
第29回
草食系社員は本当にフリーライダーなのか?企業を悩ませる「ビミョーな若者」が増殖する背景
河合太介,渡部 幹
自分の仕事に付加価値をつけようとせず、言われたことだけこなす若手社員が増殖しているという。彼らは「フリーライダー」と言えるだろうか。草食系なのかタダ乗りなのか「ビミョーな社員」が増える理由は、社員に対する企業のインセンティブ構造が変化したためだ。
草食系社員は本当にフリーライダーなのか?企業を悩ませる「ビミョーな若者」が増殖する背景
第28回
就業経験がない30代女性をいきなり社長に抜擢!?フリーライダーを生む「構造の壁」を崩すプロジェクト
河合太介,渡部 幹
米国帰りで就業経験がない30代の女性を社長に就任させ、会社を経営させる――。私が参加するこのプロジェクトの目的は、フリーライダーを生み出す「社会構造の壁」を崩すというものだ。今回は、この試みの成果をご紹介しよう。
就業経験がない30代女性をいきなり社長に抜擢!?フリーライダーを生む「構造の壁」を崩すプロジェクト
第27回
原発事故の対応を遅らせた「不信のトライアングル」リスク下で信頼を得る意思決定と、失う意思決定の違い
河合太介,渡部 幹
原発事故への対応が遅れた背景には、政府―東電、政府―国民、東電―国民といった三者三様の「不信のトライアングル」が見て取れる。とりわけ政府―国民間の不信が大きい理由は、リーダーがリスク下の意思決定に失敗したためだ。
原発事故の対応を遅らせた「不信のトライアングル」リスク下で信頼を得る意思決定と、失う意思決定の違い
第26回
“緊急時フリーライダー” にならないために(2)震災の危機対応はなぜ“現場力”に頼り切りなのか?信頼不足・説明不足のリーダーが「今とるべき行動」
河合太介,渡部 幹
前回に続き、欧米で著名な南極探検家・シャクルトンを例に挙げ、東日本大震災後の日本人に求められる「危機下のリーダーシップ」を考察しよう。日本の危機対応は、なぜリーダーではなく「現場力」に頼り切りなのか?
“緊急時フリーライダー” にならないために(2)震災の危機対応はなぜ“現場力”に頼り切りなのか?信頼不足・説明不足のリーダーが「今とるべき行動」
第25回
“緊急時フリーライダー” にならないために(1)南極探検家シャクルトンに学ぶ「危機のリーダーシップ」究極の遭難からなぜ全隊員を生還させることができたか
河合太介,渡部 幹
東日本大震災では、政府や東京電力の危機管理能力に疑問符がついた。危機的な状況下で求められるリーダーシップとは、どんなものか? 欧米で「最高のリーダー」と称される南極探検家・シャクルトンのケースを基に考察しよう。
“緊急時フリーライダー” にならないために(1)南極探検家シャクルトンに学ぶ「危機のリーダーシップ」究極の遭難からなぜ全隊員を生還させることができたか
第24回
タダ乗り扱いされる「40代バブル上司」の閉塞感自分の“原点CAN”を洗い出し、偏見に逆襲せよ!
河合太介,渡部 幹
「40代のバブル上司」と言えば、いまやタダ乗り社員の典型のように言われることが多い。そのことで、閉塞感を感じる40代もいるだろう。彼らは本当にフリーライダーなのか? 一度、原点に立ち戻って考えてみる必要がある。
タダ乗り扱いされる「40代バブル上司」の閉塞感自分の“原点CAN”を洗い出し、偏見に逆襲せよ!
第23回
上司と部下がお互いを“タダ乗り視”する制度の欠落「評判情報」を徹底活用するシリコンバレーに学べ!
河合太介,渡部 幹
成果主義を導入しても、評価システムが一方向だと真のタダ乗り社員をあぶり出すことはできない。日本企業とは比べ物にならないほど多くの評価軸を持つ、シリコンバレーのケースを紹介しよう。
上司と部下がお互いを“タダ乗り視”する制度の欠落「評判情報」を徹底活用するシリコンバレーに学べ!
第22回
タダ乗り社員への分岐点となる“40代”の明暗「時間が経つのが早い」と感じたらヤバイ兆候?
河合太介,渡部 幹
40代以上のビジネスマンの皆さん、「最近、時間が経つのが早いなあ」と感じたら、それは“ヤバイ兆候”かもしれない。こう感じる人は、フリーライダー化する可能性が高いように思える。本田宗一郎氏の遺訓を、もう一度噛み締めよう。
タダ乗り社員への分岐点となる“40代”の明暗「時間が経つのが早い」と感じたらヤバイ兆候?
第21回
スティグリッツ教授も提唱したフリーライダー対策日本型の“タダ乗り防止モデル”は確立できるか?
河合太介,渡部 幹
ノーベル賞を受賞したジョセフ・スティグリッツや、カール・シャピロなど経済学者たちも、実はタダ乗り問題に警鐘を鳴らしている。米国では進んでいる「タダ乗り社員対策」だが、日本ではまだ道半ばというのが現状だ。
スティグリッツ教授も提唱したフリーライダー対策日本型の“タダ乗り防止モデル”は確立できるか?
第20回
“アレオレ詐欺”社員に募る「やられた!」感結果重視の成果主義が生むフリーライダーとは?
河合太介,渡部 幹
あなたの職場には、オレオレ詐欺ならぬ“アレオレ詐欺”社員がいないだろうか?他人のアイデアや手柄をさも自分のもののように吹聴する輩だ。成果主義の職場で増えているという、この手のタダ乗り社員の生態を分析しよう。
“アレオレ詐欺”社員に募る「やられた!」感結果重視の成果主義が生むフリーライダーとは?
第19回
なぜ「仮性フリーライダー」が増殖するのか? タダ乗り社員を“育てる”職場と“出さない”職場の人間関係
河合太介,渡部 幹
職場にいる多くのタダ乗り社員は、実は真性ではなく「仮性フリーライダー」である。彼らは環境によってタダ乗り化しているにすぎない。悩む経営者や上司は、職場でどんな人間関係を構築すれば、彼らの発生を防げるのか。
なぜ「仮性フリーライダー」が増殖するのか? タダ乗り社員を“育てる”職場と“出さない”職場の人間関係
第18回
男性社員を困らせる「女性タダ乗り社員」たち――。職場のドンや競争意識が過剰なタイプは要注意
河合太介,渡部 幹
職場には、男性ばかりでなく女性のフリーライダーもいる。主に“職場のドン”として君臨しているタイプや、競争意識が過剰なタイプの女性社員たちが、男性マネジャーを悩ませている。
男性社員を困らせる「女性タダ乗り社員」たち――。職場のドンや競争意識が過剰なタイプは要注意
第17回
あなたも「頭の中身が昭和時代」の管理職?“タダ乗り粘土層”に対する不満の原因と対策
河合太介,渡部 幹
職場にベッタリ貼りついて部下をこき使い、自分では何もしない「粘土層」と呼ばれるオジサンたちが、問題化している。意外にも、本人たちは自分に向けられている部下の不満に気づいていない。頭の中が「昭和時代」だからだ。
あなたも「頭の中身が昭和時代」の管理職?“タダ乗り粘土層”に対する不満の原因と対策
第16回
職場で女性に嫌われるタダ乗り社員たち――。“粘土層”のオジサンや敵が多い女性は要注意!
河合太介,渡部 幹
タダ乗り社員は、職場の女性社員に嫌われる傾向が強い。ポジションに貼りついて仕事をしない“粘土層”と呼ばれるオジサンや、雰囲気を読めずに周囲から浮いている同性社員は、彼女たちの標的にされやすいのだ。
職場で女性に嫌われるタダ乗り社員たち――。“粘土層”のオジサンや敵が多い女性は要注意!
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