渡部 幹

渡部 幹

モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授
UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。
第15回
低信頼社会に広がる「タダ乗り」という疑心暗鬼米国人と比べて他人を信用しない日本人?
河合太介,渡部 幹
「あいつ、タダ乗りじゃないだろうか」と、相互信頼までに時間がかかる日本のビジネスシーンでは、大きな機会ロスが生じかねない。些細なコミュニケーションもさることながら、自分の能力を客観的に売り込む姿勢も必要だ。
低信頼社会に広がる「タダ乗り」という疑心暗鬼米国人と比べて他人を信用しない日本人?
第14回
タダ乗り問題の核心を突く本田宗一郎の遺訓誤解を防ぐための「当たり前だけど大切な行動」
河合太介,渡部 幹
周囲からタダ乗り社員だと誤解されるリスクの多くは、コミュニケーション不足から生まれる。では、誤解を招かないコミュニケーション法とは何か? 本田宗一郎氏の遺訓を例に取れば、それは意外なほどシンプルだ。
タダ乗り問題の核心を突く本田宗一郎の遺訓誤解を防ぐための「当たり前だけど大切な行動」
第13回
“協力させる”職場から“協力を得る”職場へ!「専門分化」の壁を取り払うコミュニケーション力
河合太介,渡部 幹
企業社会で急速に進む「専門分化」は、従来の「縦」の組織を「横」の組織に変えつつある。それが、フリーライダー問題を生み出す要因の1つにもなっている。そこでますます重要になるのが、権威に頼らないコミュニケーション力だ。
“協力させる”職場から“協力を得る”職場へ!「専門分化」の壁を取り払うコミュニケーション力
第12回
気づけば「タダ乗り社員」だと誤解されている?“多様性社会”で最も重要なのはコミュニケーション力
河合太介,渡部 幹
自分にそのつもりがないのに、周囲から「タダ乗り社員」と誤解されている――。多様性社会が本格的に到来している今、そんなケースが増えている。自分の身を守るためには、「コミュニケーション力」を身につけることが大切だ。
気づけば「タダ乗り社員」だと誤解されている?“多様性社会”で最も重要なのはコミュニケーション力
第11回
ルールとカルチャーの“両輪”がタダ乗りを防ぐ!フリーライドが起こらない組織をつくる方法(2)
河合太介,渡部 幹
日本型雇用システムは、期せずして「タダ乗り防止」に一役買っていた。しかし、経済環境の移り変わりのなかで、その効力は薄れつつある。厳しいルールがなくてもタダ乗りが発生しないカルチャーは、どうやって作るべきか?
ルールとカルチャーの“両輪”がタダ乗りを防ぐ!フリーライドが起こらない組織をつくる方法(2)
第10回
「タダ乗りするな!」と部下を叱っても無意味?フリーライドが起こらない組織をつくる方法(1)
河合太介,渡部 幹
タダ乗り問題への意識が高まる企業の現場では、「お前ら、タダ乗りするな!」と上司が部下に怒るケースもあるという。しかし、それだけでは無意味だ。重要なのは、フリーライドが起こらない組織をつくることだ。
「タダ乗りするな!」と部下を叱っても無意味?フリーライドが起こらない組織をつくる方法(1)
第9回
頑張る人が白い目で見られる職場のリスク「顧客満足」を履き違えたタダ乗り社員の深刻
河合太介,渡部 幹
仕事で頑張る人が、周囲から白い目で見られることがある。「顧客満足」を履き違えている人が多い職場ほど、そういうトレンドが強い。「言われたことしかやらないタダ乗り社員」が増えると、会社の将来はおぼつかない。
頑張る人が白い目で見られる職場のリスク「顧客満足」を履き違えたタダ乗り社員の深刻
第8回
“経済合理性”のためには“倫理”が要る「正社員擁護論」に見るタダ乗り問題の本質
河合太介,渡部 幹
正社員と非正社員には格差があって当然と考える人がいる。それは正しい考え方だろうか? そもそも「タダ乗り正社員問題」には、倫理と経済合理性の2つの側面がある。それらを両方斟酌しないと、組織は崩壊してしまいかねない。
“経済合理性”のためには“倫理”が要る「正社員擁護論」に見るタダ乗り問題の本質
第7回
職場の“身分格差”がフリーライドの温床に!「タダ乗り正社員」に搾取される非正社員の悲鳴
河合太介,渡部 幹
タダ乗り問題が発生する原因の1つに、職場の「身分格差」がある。最近では、面倒な仕事をふられた挙句、「タダ乗り正社員」に手柄を横取りされる非正社員も増えている。立場が弱い彼らは、声にならない悲鳴を上げている。
職場の“身分格差”がフリーライドの温床に!「タダ乗り正社員」に搾取される非正社員の悲鳴
第6回
クビを賭けた“革命”か甘い蜜の“とりまき”か?「タダ乗り社長」に苦悩の選択を迫られる勤勉社員
河合太介,渡部 幹
タダ乗りを止めさせたいけど、労力やコストを考えると割に合わない――。「タダ乗り社長」が牛耳る会社の社員は、ジレンマを抱えている。社員が迫られる苦悩の選択には、「とりまき」「無視」「離脱」「革命」などがある。
クビを賭けた“革命”か甘い蜜の“とりまき”か?「タダ乗り社長」に苦悩の選択を迫られる勤勉社員
第5回
経営者が最大のフリーライダー?「タダ乗り社長」に振り回される社員の絶望
河合太介,渡部 幹
タダ乗りが横行しているのは、社員ばかりではない。実は、「タダ乗り社長」が牛耳る会社も、案外多いのだ。経営者がフリーライダーと言うだけに、事態はかなり深刻だ。振り回される社員たちは、絶望感に支配されている。
経営者が最大のフリーライダー?「タダ乗り社長」に振り回される社員の絶望
第4回
不公平感が募ると「暗黒フォース型職場」に!“タダ乗りされる人”を救う組織の心構え
河合太介,渡部 幹
タダ乗り社員のせいであまりにも不公平感が募ると、組織は「暗黒フォース型職場」という末期状態に陥る可能性がある。そうならないために、組織には“タダ乗りされる人”を救うための心構えが必要だ。
不公平感が募ると「暗黒フォース型職場」に!“タダ乗りされる人”を救う組織の心構え
第3回
ハッパをかけるほどタダ乗り社員が増殖?「頑張りすぎるリーダー」が陥る矛盾のワナ
河合太介,渡部 幹
うちの会社はタダ乗り社員ばかり――。こう嘆く経営者は、一度自分自身に落ち度がないか、内省してみる必要があります。よかれと思って社員にハッパをかけても、逆にタダ乗りを増殖させてしまうケースがあるからです。
ハッパをかけるほどタダ乗り社員が増殖?「頑張りすぎるリーダー」が陥る矛盾のワナ
第2回
「腐ったリンゴ効果」の恐るべき伝染力!社会心理学でわかる“タダ乗り”の意外なパターン
河合太介,渡部 幹
タダ乗り社員の全てが、初めから意図的にタダ乗りをしているわけではない。確信犯が1人いれば、タダ乗りはまるで「腐ったリンゴ」のように伝染していく。今回は、フリーライダーのパターンと生態を詳しく説明しよう。
「腐ったリンゴ効果」の恐るべき伝染力!社会心理学でわかる“タダ乗り”の意外なパターン
第1回
なぜこうも“負の感情”を誘発するのか?勤勉社員のやる気を奪う「タダ乗り社員」の実態
河合太介,渡部 幹
いつになったら報われるのか――。熾烈な競争に晒されたビジネスマンは疲れ切っている。そんな彼らに強い負の感情を抱かせるのが、職場で増殖中の「タダ乗り社員」(フリーライダー)だ。その背景には何があるのか?
なぜこうも“負の感情”を誘発するのか?勤勉社員のやる気を奪う「タダ乗り社員」の実態
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