渡部 幹

渡部 幹

モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授
UCLA社会学研究科Ph.Dコース修了。北海道大学助手、京都大学助教、早稲田大学准教授を経て、現職。実験ゲームや進化シミュレーションを用いて制度・文化の生成と変容を社会心理学・大脳生理学分野の視点から研究しており、それらの研究を活かして企業組織にも様々な問題提起を行なう。現在はニューロビジネスという大脳生理学と経営学の融合プロジェクトのディレクターを務めている。代表的な著書に『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(共著、講談社刊)。その他『ソフトローの基礎理論』(有斐閣刊)、『入門・政経経済学方法論』、『フリーライダー あなたの隣のただのり社員』 (共著、講談社)など多数。
第12回
良い大学、良い会社、良い結婚で生きていけるのか?「堤防型社会」で負ける人、荒波に揉まれて勝つ人
渡部 幹
大学、会社、結婚など、日本は“籍”を持つことで安心を得る「堤防型社会」だ。これまではその価値観が、社会制度とマッチしてうまく機能していた。しかし、もはやそうはいかないことを若者は知っている。あなたは堤防の外に出られるか?
良い大学、良い会社、良い結婚で生きていけるのか?「堤防型社会」で負ける人、荒波に揉まれて勝つ人
第11回
「新型うつ」を語るタダ乗り社員を探し出せ!職場を悩ませる“なりすまし”の実態と対処法
渡部 幹
「新型うつ」を語り、周囲に責任を押し付け、甘えるタダ乗り社員が増えている。問題なのは、本当にうつで苦しんでいる社員にまで偏見の目が向けられることだ。職場を悩ませる「なりすましうつ」の実態と見分け方を考える。
「新型うつ」を語るタダ乗り社員を探し出せ!職場を悩ませる“なりすまし”の実態と対処法
第10回
“トトロ”でアメリカンドリームを掴んだ日本人教師頑張っても報われない世の中で自らを売り込む心得
渡部 幹
「頑張れば誰かが拾ってくれる」と考えるアメリカ人に対して、日本人は「どうせ頑張っても報われない」と考える。これは日本の労働規範が整備されていないせいだ。日本企業の社員は、自らポジティブな評判を広げる必要がある。
“トトロ”でアメリカンドリームを掴んだ日本人教師頑張っても報われない世の中で自らを売り込む心得
第9回
あなたはなぜ「無縁職場」の住人になっているのか?チャンスが舞い込む“弱いつながり” の意外な効用
渡部 幹
かつては、会社での縁が人生の縁になった時代があった。しかし、雇用の流動化が進む昨今、日本の会社員は人脈をつくることが困難になっている。増加する「無縁職場」の社員たちが人脈を広げるためには、どうしたらいいのか。
あなたはなぜ「無縁職場」の住人になっているのか?チャンスが舞い込む“弱いつながり” の意外な効用
第8回
“学習性無力感”が蔓延する職場に未来はない!閉塞状況を破る「賢いポジティブバカ」のつくり方
渡部 幹
どうせ何をやっても無駄だ――。現在日本企業には、こんな無力感が蔓延している。無力感が漂う職場で、ビジネスがうまくいかないのは当然だ。閉塞状況を破るために、上司は部下を「賢いポジティブバカ」に育てなくてはならない。
“学習性無力感”が蔓延する職場に未来はない!閉塞状況を破る「賢いポジティブバカ」のつくり方
第7回
評価が高いのになぜステップアップできないか?日本企業で「評判の良い社員」が重視されない理由
渡部 幹
米国とは違って日本の職場では、社内で評判が良い社員が必ずしも重用されるとは限らない。それは日米における人材雇用の流動性の違いに起因している側面が大きい。フェアで優秀な社員がステップアップできる環境を整える意義とは何か。
評価が高いのになぜステップアップできないか?日本企業で「評判の良い社員」が重視されない理由
第6回
チームはみな、出世や年収のために働いているのか?「8つの心の錨」で見抜くあなたと部下の真の価値観
渡部 幹
働くモチベーションの核、すなわち「キャリア・アンカー」は、人それぞれ違う。チームのパフォーマンスを上げるためには、各人のアンカーを認知し、適正な役割分担を考えなくてはならない。あなたの「心の錨」は、どににあるだろうか。
チームはみな、出世や年収のために働いているのか?「8つの心の錨」で見抜くあなたと部下の真の価値観
第5回
あなたの部下はアメリカン社員か、アジアン社員か「共感」と「自尊心アゲ」でヤル気を引き出せ!
渡部 幹
日本人を含むアジア人は、皆と同じことを重視する相互依存的な自己観を持っている。しかし最近の若手には、皆と違うことを重視する相互独立的な自己観を持つ人も多い。上司はこのタイプによって、部下への接し方を使い分けるべきだ。
あなたの部下はアメリカン社員か、アジアン社員か「共感」と「自尊心アゲ」でヤル気を引き出せ!
第4回
鬼の旧日本軍にもあった“ほめて育てる”極意「新型うつ」にさせないアメとムチの使い方(下)
渡部 幹
かつての日本では、軍部という最も「ムチ」が振るわれやすい環境においても、認知と感謝をもって部下を育てるという「アメ」の采配術があった。これは、今の企業社会においても有効だ。「伸びしろ」をほめないと、部下は育たない。
鬼の旧日本軍にもあった“ほめて育てる”極意「新型うつ」にさせないアメとムチの使い方(下)
第3回
昭和時代の“叱り方”では部下の心が壊れてしまう!「新型うつ」にさせないアメとムチの使い方(上)
渡部 幹
社員が滅多に会社を辞めなかった昭和時代と、雇用が流動化した現在とでは、上司が部下を叱る効果は様変わりしている。下手な叱り方をすれば若手の心を壊し、「新型うつ」にさせかねない。正しい「アメとムチ」の使い方を考えよう。
昭和時代の“叱り方”では部下の心が壊れてしまう!「新型うつ」にさせないアメとムチの使い方(上)
第2回
あなたは“人材使い捨て”上司になっていないか?「新型うつ」「社会不安障害」の若手を蘇らせる法
渡部 幹
長期休暇をとっている若手は、職場に1人や2人は必ずいるもの。最近では、「新型うつ」「社会不安障害」の社員も増えている。その背景にあるのは、昭和の価値観を引きずったまま、若者を社畜化して使い捨てにする上司たちの存在だ。
あなたは“人材使い捨て”上司になっていないか?「新型うつ」「社会不安障害」の若手を蘇らせる法
第1回
【新連載】「どうせ、あいつは“ゆとり社員”だから」部下が本当にダメになる“レッテル貼り”の副作用
渡部 幹
あいつは“ゆとり社員”だから――。日本の職場では、こんな言葉がそこかしこで聞こえてくる。しかし、そうした“レッテル貼り”が若手社員を本当にダメにし、「不快感」が蔓延する職場にしてしまう恐れがあることを、知るべきだ。
【新連載】「どうせ、あいつは“ゆとり社員”だから」部下が本当にダメになる“レッテル貼り”の副作用
第43回・最終回
タダ乗り問題の本質は、個人ではなく組織にあり!フリーライダーを罰するよりも「出さない仕掛け」を
河合太介,渡部 幹
今や「タダ乗り」に対する世間の目は、以前とは比べ物にならないほど厳しくなっている。最終回は、タダ乗り社員を罰するのではなく、始めから出さないためにはどうしたらいいかを改めて考えてみよう。それは、タダ乗り問題の本質を問うことになる。
タダ乗り問題の本質は、個人ではなく組織にあり!フリーライダーを罰するよりも「出さない仕掛け」を
第42回
暴走する“タダ乗り経営者”に泣かされる社員たちオリンパスや大王製紙に学ぶ「権威と集団のリスク」
河合太介,渡部 幹
オリンパスや大王製紙などの有名企業で、経営者による深刻な不祥事が相次いでいる。その背景には、企業が陥りかねない普遍的なリスクが潜んでいる。それは「権威のリスク」と「集団のリスク」だ。タダ乗り経営者の出現をどうやって防いだらいいのか。
暴走する“タダ乗り経営者”に泣かされる社員たちオリンパスや大王製紙に学ぶ「権威と集団のリスク」
第41回
コーチングアワセルヴス創始者も悩んだ「最悪の職場」気鋭のコンサルを目覚めさせたミンツバーグの経営論
河合太介,渡部 幹
新進気鋭のコンサル会社「コーチングアワセルヴス」の創始者であり、高名な経営学者ヘンリー・ミンツバーグの義理の息子でもあるフィル・レニール氏と過ごした。かつて「不機嫌な職場」に悩んだ彼が、義理の父から得た「開眼の経営論」とは。
コーチングアワセルヴス創始者も悩んだ「最悪の職場」気鋭のコンサルを目覚めさせたミンツバーグの経営論
第40回
タコつぼ型職場の増殖が生み出す「心の格差社会」企業が取り組むべき“知育”より大切な“徳育”とは?
河合太介,渡部 幹
企業で「タコつぼ型職場」が増えるなか、まじめに仕事をする社員とタダ乗りしようとする社員の間で「心の格差」が広がっている。企業が社員のボランティア精神を高める上で本当に必要なことは、「知育」よりも「徳育」を重視することだ。
タコつぼ型職場の増殖が生み出す「心の格差社会」企業が取り組むべき“知育”より大切な“徳育”とは?
第39回
フリーライダーも使い方次第で“類まれな戦力”に!迷惑社員を排除せず、組織に取り込む「人材活用術」
河合太介,渡部 幹
職場に迷惑をかける傍若無人な社員は、えてして「タダ乗り」扱いされ、排除されがちだ。しかし、そんな社員たちが突出した才能を持っている場合もある。日本企業と違い、米国企業では彼らをうまく組織に取り込む「人材活用」が重視されてきた。
フリーライダーも使い方次第で“類まれな戦力”に!迷惑社員を排除せず、組織に取り込む「人材活用術」
第38回
過剰サービス職場が生む「クラッシャー型タダ乗り社員」求め、甘え、頼ることに慣れた若手をどう育てるか?
河合太介,渡部 幹
若手社員を「お客さん」扱いする企業が増えている。過剰サービス会社は、求め、甘え、頼ることに慣れ切った社員を増殖させる。その典型例が、根拠もなく「他人はバカだ」「自分はデキる」と信じて周囲と軋轢を起こす「クラッシャー型社員」である。
過剰サービス職場が生む「クラッシャー型タダ乗り社員」求め、甘え、頼ることに慣れた若手をどう育てるか?
第37回
分不相応の高待遇が生む「フリーライダー化の連鎖」鈴虫寺の僧侶が説く“フェアな交換”を自覚するヒント
河合太介,渡部 幹
仕事をせずに高待遇を貪る社員が多いと、職場は「フリーライダー化の連鎖」に陥り、崩壊する。そうならないためには、社員が自分と会社との「フェアな交換」を自覚することが重要だ。実はそのヒントが、京都の鈴虫寺で日々行なわれる説法にあった。
分不相応の高待遇が生む「フリーライダー化の連鎖」鈴虫寺の僧侶が説く“フェアな交換”を自覚するヒント
第36回
一歩間違えれば部下のやる気を奪う「タダ乗り上司」仕事を“任せる”ことと“投げる”ことの決定的な違い
河合太介,渡部 幹
世の中には、部下に仕事を任せる上司と、仕事を投げるだけの上司がいる。前者は部下に信頼され、後者は「タダ乗り上司」として部下に嫌われる。その差はまさに「紙一重」である。本当のリーダーシップを発揮するためには、どうしたらよいのか。
一歩間違えれば部下のやる気を奪う「タダ乗り上司」仕事を“任せる”ことと“投げる”ことの決定的な違い
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