
藤田康人
ウェルビーイングとは何か、健康だけでは完結しない「本当の幸せの形」
最近さまざまな場面で「ウェルビーイング」という言葉を聞くことが増えてきました。ウェルビーイングとは何か、なぜ今注目されているのか、新しい社会の動きと共に紹介します。

最終回
企業が独自の仮説で売れない理由を分析しているケースが多い。カスタマー・セントリックに徹して消費者の声を直接聞くと、それは得てして企業の思い込みだということがよく分かる。消費者は市場価値創造のパートナーであることを、企業やマーケターは肝に銘じておきたい。

第101回
今年のカンヌライオンズでは、さかんに「複雑性」と「統合」というキーワードが議論されていた。世界の統合マーケティング先進企業ですら、複雑化する消費者嗜好を統合して的確なコミュニケーション戦略を見い出すことに悩む一方で、日本企業は……。

第100回
インターネットメディアが普及し始めたのが20年ほど前だが、それまでは長年にわたって、テレビがそれぞれの時代の流行を世に送り出してきた。テレビが国民的な話題や流行をつくり得た理由は何だろうか。

第99回
バブル世代なら、合コンで知り合った女性に自宅の電話番号を聞き出そうと苦労した記憶があるかもしれない。しかし、接近したい一心で相手のことを時間を掛けて考えたこと自体は、思えばとても幸せで、かつ、今の仕事のやり方を見つめ直す上でも大切なことだという。

第98回
新製品のコンペで最もスコアの低かったプランが採用!? 残り2社の提案は、分析力やデザイン力に長け、消費者とのコミュニケーションプランも好感触だったのに……。勝敗を分けたのは、広告会社が見落としがちなある視点だった。

第97回
ゲームなどへの応用がVRの普及を後押しする中、エンターテインメント業界を中心に、バーチャル・リアリティ(VR)を使ったプロモーションを手掛ける企業が出始めている。消費者を引き付けるには、もはや「体験」ではなく五感に訴える「体感」を売る時代がやって来た。

第96回
今年も就職活動がスタート間近だ。広告会社を志望する学生には、この業界は世界的にIT化が最も進んでいることを知った上で、もはや広告会社のライバルは広告会社だけではないことを認識してほしいし、日本でもようやく、その変化への対応が始まったということだ。

第95回
今年の夏の国政選挙から、新たに18~19歳の若者が有権者に加わる。将来不安を抱える若者が多い中、テレビ離れ世代の彼らを選挙に誘導するにはどうしたらよいのか。彼らが接触するメディアやコンテンツにあったメッセージを、政党や候補者は発信できるだろうか。

第94回
マイナス成長が続き、ますますモノが売れない時代だが、企業の多くが「リーチを広げる」マーケティング戦略を選択している。企業からのメッセージを受け取る相手は、自分にベネフィットのない情報はスルーするにもかかわらずだ。

第93回
年初から景気が上がる空気が感じられない。なぜ、これほどまでにモノが売れない時期が続くのだろうか。消費者の嗜好の多様化と、購買のプロセスの中に「検索」「検討」という行為が浸透した今日、企業には根本的な売り方のマインドチェンジが求められている。

第92回
民放キー局のテレビCM収入の下降が目立ってきた。これは、収益の多くをテレビの広告枠販売に依存してきた大手広告会社にとっても大きな打撃であり、実しやかに「テレビ広告の突然死」を懸念する声も出ている。

第91回
メールのやり取りで相手に誤解を招き、お互い感情的になって関係がこじれたという話をよく聞く。筆者はそんなとき、どうやって問題を解決したのか。また、メールなどデジタルコミュニケーション手段を利用するにおいて、自覚しておくべきこととは。

第90回
パリで起こったテロ事件を受け、フェイスブックのユーザーアイコンが追悼のために色を変更できるようになった。しかし、著者にはこれをどうしても行えない理由があった。

第89回
『下町ロケット』の主人公や、対南ア戦で逆転勝利を飾ったラグビー日本代表チームの、大きな相手を恐れず正面から立ち向かう姿に共感の声が広がっている。常識を破る奇跡はどうして、いつ起こるのか。その答えはマーケティングにも求められている。

第88回
マーケティング業界では今、「カスタマーセントリック」(顧客中心主義)が熱く語られている。日本企業が再び世界のマーケットで優位に立つには、劇的に変わりつつある外部環境に対応するためにも、「カスタマーセントリック」のアプローチ手法に徹することが急務である

第87回
聞き手が思わず引き込まれるプレゼンテーションは、どこが違うのか。良いプレゼンテーションの要素は、マーケティングにおけるコミュニケーションの設計においても盛り込むべき要素である。消費者に対して企業やマーケターが心を配るべきこととは。

第86回
情報量が爆発的に増えた今、企業が発信する情報は消費者に3つのパターンでスルーされてしまう。「その情報を受け取ると、何かを得する」と思ってもらえるにはどうすればよいのだろうか。

第85回
マーケティングがうまくいかない企業の多くは、それが「コミュニケーションの手法やテクニック」」に終始している場合が多いという。世界の潮流はすでに、さまざまなステークホルダーの関係をマネジメントする戦略的ビジネス・プロセスの統合というステージに移行している。

第84回
ドラマ『恋仲』がじわじわと視聴率を上げている背景には、ネットでの情報拡散効果があるらしい。視聴者が『恋仲』のパロディを撮影・投稿した動画が反響を呼ぶなど、その拡散の仕方も新しい。なぜ、ここまでネットで盛り上がるのか。その仕組みを検証する。
