2015.8.5 ああ、産みたいのに産めない!「2人目不妊」が蔓延する子育て家庭の混沌 晩婚・晩産化からくる「2人目不妊」が問題視されていたが、最近は、「産めるのに産めない」女性たちも増えている現実がある。子どもを産めるにもかかわらず、経済的、社会的な制約などによって叶わない“機会損失”はなぜ起きているのだろうか。
2015.7.3 ママ、あんなところに行きたくない!子どもを蝕む「ブラック保育所」急増の裏側 2001年の規制緩和で株式会社の参入が認められた認可保育所。この6年での増加率は300%と勢いづいているが、保育所の“建設ラッシュ”のなかで新たに浮上している問題が、保育士不足による保育所のブラック化だ。子どもを蝕む「モラル低下」の裏側に…
2015.3.12 連合も調査に乗り出した「マタハラ現場」の悲惨な実態(上) マタハラは今や、日本企業が取り組むべき大きな職場課題の1つだ。働く女性の妊娠異常が問題視されるなか、連合も意識調査に乗り出した。実際、企業の現場ではどんなマタハラが行われているのか。取材を進めると、信じられない話が次々と飛び出した…
2014.5.28 終末期患者の山で髪を振り乱す「嘆きの天使たち」准看護師を蝕む“看護師業務拡大”の重すぎる課題 終末期患者が溢れる病院で、昼夜を問わず奔走する看護師たち。なかでも、看護師と同じ重労働をこなしながら低賃金に喘ぐ准看護師の労働格差は深刻だ。彼女たちをさらに疲弊させかねないのが、国が検討する「看護師業務の拡大」である。
2013.10.31 激務でも生活保護並みの収入、宝くじに将来を託す!アベノミクスの光明遠き中小企業・非正社員の闇路――労働経済ジャーナリスト・小林美希 景気回復の兆しが見え始めた日本。しかし、果たして中小・零細企業の社員、非正社員らの状況はどうか。取材を行うと、アベノミクスの恩恵など微塵も感じられない生活苦の実態が浮き彫りとなった。日本の給料が本当に上がるのはいつのことか。
2013.9.30 流産が“人並み”となった医療・介護の異常な激務 非情のマタハラ職場で未来を奪われる女性たち(下) マタハラ被害に遭っているのは、一般企業の社員ばかりでなく、医療・介護・保育などの専門職として働く女性も同じだ。妊産婦の母性保護への対策がまるで講じられない過酷な職場で、「職場流産が当たり前」という状況もザラにあるという。
2013.9.11 「妊娠を報告したら解雇」「激務を続けて職場流産」非情のマタハラ職場で未来を奪われる女性たち(上) 今やマタハラは、職場においてセクハラ、パワハラと並ぶ3大ハラスメントとされている。被害者を取材すると、女性が妊娠しただけで解雇されたり、妊娠中の激務で職場流産に追い込まれるなど、極めて悪質なケースもある。マタハラの最前線を探った。
2012.6.22 夜勤よりひどい激務が待ち受ける「訪問看護」の現場重症患者を放り出す病院と“しわ寄せ”に喘ぐ看護師 激務の夜勤に耐えられず、日勤の「訪問看護」に転身する看護師は少なくない。しかし、訪問看護の利用者は急増しているため、さらにひどい激務に悲鳴を上げることになる。背景には、患者を長く入院させたくない病院の思惑も見える。
2012.6.15 「特定看護師」導入が無慈悲な激務に輪をかける?医療ミスの続発も危ぶまれる新制度の“理想と現実” 厚労省が導入を進める「特定看護師」。医療の効率化を目指す理想とは裏腹に、現場からは悲鳴が上がる。新制度の導入は看護師の激務に輪をかけ、医療ミスを続発させかねないというのだ。そうなれば、しわ寄せを被るのは“患者”である。
2012.6.8 看護師の心身を蝕む過酷な“夜勤”の無限ループ「命のガイドライン」を巡る利害関係者の綱引き 高齢患者で溢れる病院で、看護師たちは過酷な“夜勤”をこなしている。夜勤の無限ループのような状態が続くなか、心身ともに疲弊して職を辞す者も多い。ここにきて、行政や業界団体も環境改善に動き出したが、その歩みは一進一退だ。
2012.6.1 他人の命を救うため、自らが宿した尊い命を失う 看護師の母性保護を顧みない「流産病棟」の非情 日夜鳴り止まないナースコール。激務の病院で働く看護師たちは、「流産して当たり前」と言われている。無事に出産しただけで、看護師仲間から「奇跡の妊婦」と呼ばれる有様だ。働く女性たちの母性保護を顧みない病院に、明日はあるのか。
2012.5.25 【新連載】食事は15分、睡眠は2時間、40人の看護に奔走――。“平成の姥捨て山”で燃え尽きる看護師の異常な日々 高齢者が次々に入院し、まるで“姥捨て山”のように置いていかれる。1人で何十人もの患者を担当し、食事する時間も寝る時間もほとんどない。そんな病院で激務に耐える看護師たちは、まさに過労死寸前だ。誰がこんな「悲惨な職場」をつくってしまっ…