
2025.2.8
「加齢臭!くせー!」「土下座すれば良いですかー?すいませーん」受験のストレスを教師にぶつける小学生の闇
中学受験のストレスの矛先を、クラスメートや教師に向ける子どもたちが増えているという。マウント合戦、いじめ、教師への暴言、学級崩壊……暴走する児童の言動に疲弊し、追い詰められ、心身を病んでしまう教員も少なくないようだ。その衝撃の実態…
1975年茨城県生まれ。水戸第一高校、神戸大学法学部卒業後、株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部記者を経て2007年よりフリーに。就職氷河期世代の雇用、結婚、出産・育児と就業継続などの問題を中心に活躍。2013年、「『子供を産ませない社会』の構造とマタニティハラスメントに関する一連の報道」で貧困ジャーナリズム賞受賞。著書『ルポ 正社員になりたい』(影書房、2007年日本労働ペンクラブ賞受賞)『ルポ “正社員”の若者たち』『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』『ルポ 保育格差』(以上、岩波書店)、『ルポ 産ませない社会』(河出書房新社)、『ルポ 母子家庭』(筑摩書房)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)、『年収443万円』(講談社)など多数。
2025.2.8
中学受験のストレスの矛先を、クラスメートや教師に向ける子どもたちが増えているという。マウント合戦、いじめ、教師への暴言、学級崩壊……暴走する児童の言動に疲弊し、追い詰められ、心身を病んでしまう教員も少なくないようだ。その衝撃の実態…
2025.2.7
早期教育が過熱している。ある保育園では0歳から保育室にひらがなとアルファベット表を貼り、1歳から机と椅子に座らせて鉛筆を持たせている。しかし、その保育園を経て小学校に入学してきた子どもたちは「荒れている」ことで有名だというーー。本稿…
2025.2.6
昨今、過熱する「中学受験」は都市部だけでなく地方にも広がりつつある。都内の御三家に地方から通学するだけでなく、名門公立高校に附属中学が作られるなど「中高一貫化」が進んでいるようだ。中高一貫により、高校が「大学合格だけを目指す予備校…
2015.8.5
晩婚・晩産化からくる「2人目不妊」が問題視されていたが、最近は、「産めるのに産めない」女性たちも増えている現実がある。子どもを産めるにもかかわらず、経済的、社会的な制約などによって叶わない“機会損失”はなぜ起きているのだろうか。
2015.7.3
2001年の規制緩和で株式会社の参入が認められた認可保育所。この6年での増加率は300%と勢いづいているが、保育所の“建設ラッシュ”のなかで新たに浮上している問題が、保育士不足による保育所のブラック化だ。子どもを蝕む「モラル低下」の裏側に…
2015.3.12
マタハラは今や、日本企業が取り組むべき大きな職場課題の1つだ。働く女性の妊娠異常が問題視されるなか、連合も意識調査に乗り出した。実際、企業の現場ではどんなマタハラが行われているのか。取材を進めると、信じられない話が次々と飛び出した…
2014.5.28
終末期患者が溢れる病院で、昼夜を問わず奔走する看護師たち。なかでも、看護師と同じ重労働をこなしながら低賃金に喘ぐ准看護師の労働格差は深刻だ。彼女たちをさらに疲弊させかねないのが、国が検討する「看護師業務の拡大」である。
2013.10.31
景気回復の兆しが見え始めた日本。しかし、果たして中小・零細企業の社員、非正社員らの状況はどうか。取材を行うと、アベノミクスの恩恵など微塵も感じられない生活苦の実態が浮き彫りとなった。日本の給料が本当に上がるのはいつのことか。
2013.9.30
マタハラ被害に遭っているのは、一般企業の社員ばかりでなく、医療・介護・保育などの専門職として働く女性も同じだ。妊産婦の母性保護への対策がまるで講じられない過酷な職場で、「職場流産が当たり前」という状況もザラにあるという。
2013.9.11
今やマタハラは、職場においてセクハラ、パワハラと並ぶ3大ハラスメントとされている。被害者を取材すると、女性が妊娠しただけで解雇されたり、妊娠中の激務で職場流産に追い込まれるなど、極めて悪質なケースもある。マタハラの最前線を探った。
2012.6.22
激務の夜勤に耐えられず、日勤の「訪問看護」に転身する看護師は少なくない。しかし、訪問看護の利用者は急増しているため、さらにひどい激務に悲鳴を上げることになる。背景には、患者を長く入院させたくない病院の思惑も見える。
2012.6.15
厚労省が導入を進める「特定看護師」。医療の効率化を目指す理想とは裏腹に、現場からは悲鳴が上がる。新制度の導入は看護師の激務に輪をかけ、医療ミスを続発させかねないというのだ。そうなれば、しわ寄せを被るのは“患者”である。
2012.6.8
高齢患者で溢れる病院で、看護師たちは過酷な“夜勤”をこなしている。夜勤の無限ループのような状態が続くなか、心身ともに疲弊して職を辞す者も多い。ここにきて、行政や業界団体も環境改善に動き出したが、その歩みは一進一退だ。
2012.6.1
日夜鳴り止まないナースコール。激務の病院で働く看護師たちは、「流産して当たり前」と言われている。無事に出産しただけで、看護師仲間から「奇跡の妊婦」と呼ばれる有様だ。働く女性たちの母性保護を顧みない病院に、明日はあるのか。
2012.5.25
高齢者が次々に入院し、まるで“姥捨て山”のように置いていかれる。1人で何十人もの患者を担当し、食事する時間も寝る時間もほとんどない。そんな病院で激務に耐える看護師たちは、まさに過労死寸前だ。誰がこんな「悲惨な職場」をつくってしまっ…
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