松本晋一

松本晋一

株式会社O2/株式会社XrossVate/株式会社安田製作所代表取締役
株式会社O2(オーツー)株式会社XrossVate(クロスベイト)株式会社安田製作所代表取締役。1970年生まれ。千葉県出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。大手化学メーカー、外資系ITベンダーのディレクター、コンサルティングファームのディレクターなどを経て、2004年株式会社O2を設立、代表取締役就任。2013年に新会社XrossVateを設立。2014年に射出成型用金型メーカ株式会社安田製作所に出資を行い経営参画。
第21回・最終回
理念なきモノづくりは凶器と化す 人類の幸福に貢献する「日の丸製造業の使命」
松本晋一
タカタに端を発する自動車のリコール騒動を見て、筆者は改めて感じた。理念なきモノの発展だけでは、日本は成長できないと。日の丸製造業の技能・技術には、本来世界をリードする力がある。連載最終回は、その「使命」について考えたい。
理念なきモノづくりは凶器と化す 人類の幸福に貢献する「日の丸製造業の使命」
第20回
実力よりも高給なのになぜかワーキングプアの中国現地で目にした「ゲンバの凋落」は我が身を映す鏡
松本晋一
中国人に話を聞いたり、中国の製造業の現場を視察に行ったりして、感じることがある。中国のゲンバの凋落が、すでに始まっているということだ。深層的な実力を持つ日本企業の優位性はまだあると思える反面、それは我が身を映す鏡でもある。
実力よりも高給なのになぜかワーキングプアの中国現地で目にした「ゲンバの凋落」は我が身を映す鏡
第19回
日本企業よ、「小さな巨人」でいいじゃないか 欧米流の規模追求と決別、日本らしい経営の姿
松本晋一
世界で大型のM&Aが相次いでおり、日本企業が規模追求の戦いに参戦することも多い。世間に蔓延する「成長は是」という暗黙の前提条件は、本当に正しいのだろうか。日本企業が本来目指すべき「小さな巨人」の姿とは、いったいどんなものか。
日本企業よ、「小さな巨人」でいいじゃないか 欧米流の規模追求と決別、日本らしい経営の姿
第18回
わが家の「ルンバ」はただ者じゃなかった!?アップルに挑戦するお掃除ロボットの秘めた野望
松本晋一
今や、家庭の一員となった観のあるお掃除ロボット。なかでもアイロボット社の「ルンバ」は、市場の開拓者として知名度が高い。実はこのルンバ、そのビジネスモデルをよく観察すると、機器販売だけに止まらない、裾野の広いビジネスモデルを持っていることがわかる。
わが家の「ルンバ」はただ者じゃなかった!?アップルに挑戦するお掃除ロボットの秘めた野望
第17回
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(下)】総力を結集して「株式会社 新幹線」を設立せよ!日本の鉄道が世界一になるために越えるべき壁
松本晋一
日本の新幹線は世界一だと信じている日本人は、多いはずだ。しかし、世界市場で勝っているかと言えばそうでもない。世界一の力を秘めているのに、なぜ勝てないか。日本の新幹線が世界のスタンダードになるために、越えるべき壁を論じたい。
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(下)】総力を結集して「株式会社 新幹線」を設立せよ!日本の鉄道が世界一になるために越えるべき壁
第16回
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(中)】鉄道こそ真の「クールジャパン」だった!JR東日本が持つビッグ3も驚愕の売れっ子ノウハウ
松本晋一
日本の鉄道業界は、海外で本当に競争力がないのだろうか。そんなことは全くない。とりわけ鉄道運行会社は、市場創出企業になれる可能性を秘めている。彼ら自身も気づいていないであろう、海外勢を驚愕させる神業的なノウハウを分析する。
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(中)】鉄道こそ真の「クールジャパン」だった!JR東日本が持つビッグ3も驚愕の売れっ子ノウハウ
第15回
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(上)】ビッグ3はおろか、なぜ中国にまでやられるのか?ガラパゴス化で封じ込められた「世界頂点の実力」
松本晋一
筆者は、日本の鉄道業界は世界の頂点に立てると思う。しかし現実は、欧州のみならず中国の企業にまで押されている。日本の鉄道業が「市場創出型企業」として世界で互角に戦えるようになるためには、何が必要か。その課題と成長可能性を探る。
【目を覚ませ、日本の鉄道業界(上)】ビッグ3はおろか、なぜ中国にまでやられるのか?ガラパゴス化で封じ込められた「世界頂点の実力」
第14回
トヨタ化するグーグルと、グーグル化するトヨタ 好調自動車業界にも忍び寄る「電機業界のトラウマ」
松本晋一
日本企業を窮地に追い込んだサムスンの業績に、急ブレーキがかかった。「第二のサムスン」とも言うべき新興企業に追い上げられているからだ。こうした電機業界のトラウマは、グーグルなどが参入を始めた自動車業界でも表面化する恐れがある。
トヨタ化するグーグルと、グーグル化するトヨタ 好調自動車業界にも忍び寄る「電機業界のトラウマ」
第13回
IBMとアップルの提携は本当に“世紀のコラボ”か?アップルのDNAをダメにする「普通化」という病
松本晋一
先日発表されたアップルとIBMの提携は、協奏曲となるのか。はたまた、狂想曲となるのか。筆者は、世間で言われている「世紀の提携」という評価にはいささか懐疑的だ。この提携は、アップルの強いビジネスモデルを壊す可能性もあるからだ。
IBMとアップルの提携は本当に“世紀のコラボ”か?アップルのDNAをダメにする「普通化」という病
第12回
建機のコマツはなぜ「和製アップル」なのか?規模で負けても事業で勝てばよい! 日本らしい戦い方
松本晋一
事業規模でグローバル企業に負けても、利益では彼らを凌駕する。実は日本には、そんな企業がある。それがコマツだ。実は、コマツの真の強みは建設機械ではない。彼らはアップルと同じビジネスモデルを持つ、「市場創出型企業」なのだ。
建機のコマツはなぜ「和製アップル」なのか?規模で負けても事業で勝てばよい! 日本らしい戦い方
第11回
アップルやグーグルにやられっぱなしはもう嫌だ!技術で勝って、事業にも勝とう!「Think Forest」
松本晋一
製造業のサービス業化の流れが進む昨今、技術で勝っても事業で勝てない日本企業が増えているのは、アップルやグーグルのような「価値づくり企業」へと脱皮できていないからだ。部分最適から抜け出すための「Think Forest思考」を考えよう。
アップルやグーグルにやられっぱなしはもう嫌だ!技術で勝って、事業にも勝とう!「Think Forest」
第10回
ソニーの背中を見ていたアップルがなぜ王者に?日本企業に足りない“先行者不利益”という戦略的思考
松本晋一
真にイノベイティブな企業はソニーだった。アップルはソニーの背中を見ていた――。王者アップルと苦境のソニーを比べてこう評すると、一笑に付されるかもしれない。だが、両社の戦略的思考の違いを考えると、その言葉は現実味を帯びる。
ソニーの背中を見ていたアップルがなぜ王者に?日本企業に足りない“先行者不利益”という戦略的思考
第9回
ソニーから離れてソニーらしくなれるVAIO株式会社 規模の戦いに負けて初めて気づく「日本らしい経営」
松本晋一
ソニーから日本産業パートナーズの投資ファンドに売却され、新たに発足する「VAIO株式会社」。関係者にとって、ソニーから出ることは不幸だろうか。筆者はそうは思わない。VAIO株式会社こそ、真にソニーらしい会社になれると思うからだ。
ソニーから離れてソニーらしくなれるVAIO株式会社 規模の戦いに負けて初めて気づく「日本らしい経営」
第8回
ソニーの光と影に日の丸製造業復活の金言あり!伝説の大曾根語録に見る「死なない遊び心」の育て方
松本晋一
家電不況の代名詞となったソニー。そのDNAは失われてしまったのだろうか。筆者の答えは「ノー」である。今回は、ソニーのエッジであり財産でもある社内文化のマネジメントについて考える。そこには、日の丸製造業復活のヒントがある。
ソニーの光と影に日の丸製造業復活の金言あり!伝説の大曾根語録に見る「死なない遊び心」の育て方
第7回
製造を外注しても技術力を失わないアップルの凄み 欧米モデルを誤解し安易に模倣する日本企業のリスク
松本晋一
アップルは技術がすごいのではなく、ビジネスモデルがすごいのだ――。それは必ずしも正しくない。アップルは製造を外注しながらも、日本企業を凌駕する「ゲンバ力」を持っている。欧米モデルを誤解し安易に模倣する日本企業のリスクを斬る。
製造を外注しても技術力を失わないアップルの凄み 欧米モデルを誤解し安易に模倣する日本企業のリスク
第6回
ベテランの神業が眠るビッグデータを洗い出せ!知らないからこそできる技術資産の棚卸し法“3ヵ条”
松本晋一
製造業の現場には、「神業」とも言えるベテランのノウハウが眠っている。それはまさにビッグデータだ。その技術資産を可視化し、経営や人材育成に活かすことはできないものか。無知だからこそわかる「技術資産の棚卸し法」を教えよう。
ベテランの神業が眠るビッグデータを洗い出せ!知らないからこそできる技術資産の棚卸し法“3ヵ条”
第5回
自縄自縛の“モジュール化のジレンマ”から抜け出せ!「次世代すり合わせ術」の核は技術の標準化にあり
松本晋一
自社製品を競合他社に真似され易くなり、競争が激化してしまう。今や「モジュール化」という言葉には、ネガティブなイメージがある。だが、それは本当に正しい認識だろうか。「第二世代のモジュール化」は、むしろ企業の競争力を強める。
自縄自縛の“モジュール化のジレンマ”から抜け出せ!「次世代すり合わせ術」の核は技術の標準化にあり
第4回
コピペ設計だけの“チェンジニア”になるべからず!技術力を高める「秘伝のタレ」は現場にきっとある
松本晋一
最近、製造業のエンジニアの中には「コピペ設計」ばかり行う「チェンジニア」が増えていると聞く。これでは、自社のチャンピオンデータを標準化し、技術力を高めることはできない。現場が勝つために必要な「秘伝のタレ」のつくり方とは?
コピペ設計だけの“チェンジニア”になるべからず!技術力を高める「秘伝のタレ」は現場にきっとある
第3回
企業が陥る「技術伝承はお金にならない」の大誤解 神の領域を可視化し見積回答期間を8割短縮した現場
松本晋一
技術伝承の要諦は、ベテラン技術者の暗黙知となっているノウハウを棚卸し、ゲンバで形式知化していくことだ。それを実現すると、ゲンバは驚くほど強くなる。「神の領域」を可視化し見積回答期間を8割短縮した現場の事例を紹介しよう。
企業が陥る「技術伝承はお金にならない」の大誤解 神の領域を可視化し見積回答期間を8割短縮した現場
第2回
「中国人のせいで現場が立ち上がらない」は本当か?海外進出企業を混乱させる“技術伝承置き去り”の実態
松本晋一
中国進出企業の中には、中国人社員が言う通りに動かないため、ゲンバがちっとも立ち上がらないという声がある。それは、本当に彼らのせいだろうか。ゲンバの声を聞くと、外国人どころか日本人にさえ技術伝承が行われていない現状がある。
「中国人のせいで現場が立ち上がらない」は本当か?海外進出企業を混乱させる“技術伝承置き去り”の実態
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