鈴木貴博

鈴木貴博

経済評論家・百年コンサルティング株式会社チーフエコノミスト

経済の未来予測を得意とする論客。ボストンコンサルティンググループ、ネットイヤーグループを経て独立。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』の著者としても有名。元地下クイズ王としての幅広い経済知識をもとに深い洞察力で企業や経済を分析する独自のスタイルが特徴。テレビ出演などメディア経験も多数

第51回
TDLと同じだと思えば、カジノ誘致に異論は出ない
鈴木貴博
カジノの誘致にはいまだに否定的な世論が多い。安倍首相は周囲に「なぜこの良さがわからないんだ」とぼやいていたそうだ。なぜ政府が推し進めるカジノ誘致は国民の理解を得られないのか。問題はカジノのイメージが明確に見えないことだ。
TDLと同じだと思えば、カジノ誘致に異論は出ない
第50回
セブン「食べかけケーキ」販売事件で考えた3つの再発防止策
鈴木貴博
大手コンビニチェーン・セブン-イレブンのある店舗で、誤って従業員が食べ残したクリスマスケーキを販売する事件が起きたという報道があった。これは店員だけの責任だろうか。コンサル目線で3つの再発防止策をナナメに考えよう。
セブン「食べかけケーキ」販売事件で考えた3つの再発防止策
第49回
トランプの暴言ツイートに仕込まれた「実は巧妙な」交渉術
鈴木貴博
トヨタ自動車も標的となった、米トランプ新大統領による暴言ツイート。先進国のトップによるこうした行為は人々の理解の範疇を超えているため、攻撃を受けた企業は右往左往するばかりだ。ゲーム理論的に考えると、このツイート攻撃には驚くべき戦略性が見える。
トランプの暴言ツイートに仕込まれた「実は巧妙な」交渉術
第48回
米スタバを急成長させた「行列解消策」は日本でも流行るか
鈴木貴博
米国のスタバの好業績の背景には、「行列に並ばなくて済む」施策の成功がある。まだ日本では知られていない同社の施策を通じて、日本と米国では消費者のニーズに応えるためのイノベーションの在り方がどう異なるかを、考えてみたい。
米スタバを急成長させた「行列解消策」は日本でも流行るか
第47回
イクメンを見下す社会は手痛いしっぺ返しを食らう
鈴木貴博
昨年度の国家公務員の「男の産休」取得率は30.8%と、前年度から6.1ポイント増えたそうだ。これは高いのか、それとも低いのか。この数字の背景には、実は社会が「イクメン」について考えなくてはならないいくつかの視点が潜んでいる。
イクメンを見下す社会は手痛いしっぺ返しを食らう
第46回
「アベノミクスは失敗だった」と声高に言いづらい空気の原因
鈴木貴博
現状を見る限り、アベノミクスが成功しているとは言い難い。しかし、メディアや国民が「アベノミクスは失敗だった」と声高に言えないのはなぜか。背景にはアベノミクスにとってのいくつかのラッキーと、国民にとってのアンラッキーがある。
「アベノミクスは失敗だった」と声高に言いづらい空気の原因
第45回
キュレーションサイトの「闇」に既存メディアは打ち勝てるか
鈴木貴博
キュレーションサイト「WELQ」の炎上騒動を契機に、メディアの在り方が議論されている。既存メディアとは異なる記事量産の「大発明」をしたキュレーションサイトの倫理には、どこに問題があるのか。その「闇」に既存メディアは打ち勝てるのか。
キュレーションサイトの「闇」に既存メディアは打ち勝てるか
第44回
ジーユーが兄貴分のユニクロをたぶん追い抜く理由
鈴木貴博
ユニクロを展開するファーストリテイリングの勢いが落ちている。大幅減益決算を見て嘆いた投資家も多いだろう。しかしグループには「ジーユー」という絶好調の事業がある。近い将来、ジーユーが親会社のユニクロを追い抜くかもしれない。
ジーユーが兄貴分のユニクロをたぶん追い抜く理由
第43回
人工知能に仕事を奪われないための「ロボット経済3原則」
鈴木貴博
人工知能の能力が人間に追いつき、追い越す日のことをシンギュラリティ(特異点)という。それは2045年くらいに現実になるのではないかと言われている。そうなれば我々のほとんどは仕事を失う。未来の人類の失業を防ぐためのルールを考えよう。
人工知能に仕事を奪われないための「ロボット経済3原則」
第42回
もしファミマとローソンが合併して王座を狙うなら今しかない
鈴木貴博
予めお断りしておくが、今回は「もしもの話」だ。再編が激しいコンビニ業界では、王者セブン-イレブンにファミマとローソンがどう立ち向かうかに注目が集まる。そんなとき、互いに手を携えれば王者の座を奪えそうな2人の経営者が登場した。
もしファミマとローソンが合併して王座を狙うなら今しかない
第41回
トランプ大統領がたぶんもたらす「途方もないリスク」講座
鈴木貴博
よもや来るまいと思っていた狼が、本当に来てしまった。米国のトランプ大統領誕生に際し、日本政府は円高の進行と株の大幅安への対応を議論したようだが、本当のアジェンダはそこではないだろう。たぶんやって来るトランプリスクを検証する。
トランプ大統領がたぶんもたらす「途方もないリスク」講座
第40回
韓国大統領と東京都知事、不正を生みやすい権力構造の類似
鈴木貴博
韓国の朴政権がスキャンダルで揺れている。大統領に権力が集中する韓国の政治構造は不正の温床となりやすく、これは日本の東京都知事にも似ている。一番いいのは不正のない済だが、実は2番目にいいのは不正があっても発覚しない経済だ。
韓国大統領と東京都知事、不正を生みやすい権力構造の類似
第39回
モーレツ日本電産も挑む「残業ゼロ」は実現可能か?
鈴木貴博
ハードワークで知られる日本電産の永守重信社長が、「残業ゼロ」を目指すという。企業イメージとは180度違うビジョンだが、達成は可能なのか。「残業ゼロ」を目指す会社は多いが、実現には働き方改革のための「3つのチャレンジ」が必要だ。
モーレツ日本電産も挑む「残業ゼロ」は実現可能か?
第38回
ボブ・ディランの後にノーベル賞をとれそうな、ただ1人のミュージシャン
鈴木貴博
ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞した。この受賞には賛否が分かれているが、そもそもボブ・ディランと並んでノーベル文学賞候補に推薦される音楽アーティストは、我々が思うほど多くはない。次に受賞できそうなミュージシャンは、誰だろうか。
ボブ・ディランの後にノーベル賞をとれそうな、ただ1人のミュージシャン
第37回
百貨店崩壊で始まる地方・郊外の高齢富裕層争奪戦
鈴木貴博
百貨店の閉鎖が相次いでいる。閉店される店舗は、すべて地方店と郊外店だ。旗艦店の収益に陰りが見えてきた今、彼らは経営を旗艦店に集中し始めている。百貨店の撤退で地方・郊外に残された消費のパイは意外に大きい。残存利益を刈り取るのは誰か。
百貨店崩壊で始まる地方・郊外の高齢富裕層争奪戦
第36回
チープカシオが宣伝なしで売れる3つの秘密
鈴木貴博
チープカシオがバズっている。「その言葉が理解できない」という方と「現象が理解できない」という方、どちらもぜひこのコラムをお読みいただきたい。新しい商品マーケティングのヒントがここにある。
チープカシオが宣伝なしで売れる3つの秘密
第35回
USJはなぜ「上場廃止」でジリ貧から大復活できたか
鈴木貴博
今年最大規模の上場案件となるUSJの再上場を報じるニュースが話題だ。株上場廃止をきっかけに、成長に向けた投資を行い、それに成功して以前よりも業績を伸ばしたうえでの再上場を目指している同社だが、なぜそのような選択をしたのか?
USJはなぜ「上場廃止」でジリ貧から大復活できたか
第34回
電気自動車が実は今こそ買い時と言える理由
鈴木貴博
電気自動車の普及が進んでいない。調べてみると2014年度までの普及台数が日本全体で7万台。自動車と軽自動車の総普及台数が6050万台だから電気自動車の普及率は0.12%である。しかしこんな今だからこそ、実は買い時だと私は考えている。
電気自動車が実は今こそ買い時と言える理由
第33回
リッツ、イソジン、バーバリー…ライセンス契約解消劇の舞台裏
鈴木貴博
ライセンスビジネスは、本質的に契約打ち切りリスクを伴うものだ。しかし近年、そのような事例が頻発している。ヤマザキナビスコから発売されていたリッツ、オレオ、バーバリーと三陽商会、イソジンのライセンスを打ち切ったムンディファーマだ。
リッツ、イソジン、バーバリー…ライセンス契約解消劇の舞台裏
第32回
品川新駅はJR東の開発史上最も「コスパがいい」
鈴木貴博
JR東日本が2020年に山手線品川駅と田町駅の間に新たに開業する「品川新駅」の計画概要を発表した。JR東日本はこのエリアの開発に5000億円規模の資金を投下するというが、一説によれば不動産開発から得られる利益として3000億円規模が見込めるという。
品川新駅はJR東の開発史上最も「コスパがいい」
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