鈴木貴博

鈴木貴博

経済評論家・百年コンサルティング株式会社チーフエコノミスト

経済の未来予測を得意とする論客。ボストンコンサルティンググループ、ネットイヤーグループを経て独立。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』の著者としても有名。元地下クイズ王としての幅広い経済知識をもとに深い洞察力で企業や経済を分析する独自のスタイルが特徴。テレビ出演などメディア経験も多数

ユナイテッド「乗客流血事件」が物語る航空業界の死角
鈴木貴博
ユナイテッド航空が降機を拒否した乗客を機内から引きずり出し、流血させた事件は、同社自身や株主に多大な損害を与えた。なぜこんなことが起きたのか。航空業界のコンサルティングを多く経験した立場から、背景にある業界特有の課題を斬る。
ユナイテッド「乗客流血事件」が物語る航空業界の死角
テスラの「時価総額フォード・日産超え」は真の実力か
鈴木貴博
シリコンバレーの新興自動車メーカーであるテスラモーターズが時価総額でフォードを抜き、米国自動車メーカ―2位に躍り出た。市場は沸き立っているが、これは同社の真の実力なのか。その強みを検証し、世界の自動車市場の未来図を考える。
テスラの「時価総額フォード・日産超え」は真の実力か
てるみくらぶ破綻に見る、賢い消費者も見抜けない「格安」の罠
鈴木貴博
格安旅行会社「てるみくらぶ」が破綻した。旅行申し込みが利用不能になり、海外旅行中の利用者が現地でホテル代の支払いなど二重の出費を強いられている。賢い消費者なら予兆を見抜くことができたのか。過去の同様の事例を見ると、それは不可能に近かった。
てるみくらぶ破綻に見る、賢い消費者も見抜けない「格安」の罠
第59回
聖徳太子が「厩戸王」になりかけた、歴史教科書の不思議な改定基準
鈴木貴博
中学校の歴史教科書で「聖徳太子」の表記を「厩戸王」に変更しようという議論は、振り出しに戻った。実は、おじんさんが知らない歴史教科書の「新常識」は、これまでも色々あった。なぜ、歴史教科では時々不思議な改定が行われるのか。
聖徳太子が「厩戸王」になりかけた、歴史教科書の不思議な改定基準
第58回
「水戸黄門」復活、時代劇がビジネス的にもイケる理由
鈴木貴博
ドラマ『水戸黄門』が武田鉄矢主演で復活する。その意味をビジネスの視点から解説するというのが今回の内容だ。なぜ、時代劇はテレビから消えていったのか?なぜ、今回、『水戸黄門』が復活するのか?そしてこれから先の時代劇はどうなるのか?
「水戸黄門」復活、時代劇がビジネス的にもイケる理由
第57回
スマホや電気の料金プランにどれも「おトク感」がない理由
鈴木貴博
ガス自由化が目前に迫っている。きっと先の電力自由化のように、巷には様々な料金プランが溢れるだろう。しかし、スマホも光回線もそうだが、その中から「おトク」な料金プランを見つけ出すのは難しい。それは背後に企業の思惑があるからだ。
スマホや電気の料金プランにどれも「おトク感」がない理由
第56回
アカデミー賞選考は吸収合併された会社員への配慮に似ている
鈴木貴博
アメリカ映画界の祭典・アカデミー賞の2017年の授賞式は「ある違和感」とともに幕を閉じた。前代未聞の取り違え事件の話をしているのではない。その背景にある選考の根拠である。それは、被合併企業の社員に対する人事上の配慮に似ている。
アカデミー賞選考は吸収合併された会社員への配慮に似ている
第55回
手帳の「ほぼ日」とヨウカンの「とらや」に共通する企業価値
鈴木貴博
3月中旬、「株式会社ほぼ日」が上場する。「ほぼ日手帳」への事業依存度が高いことが指摘されているが、それほど心配するべきことだろうか。投資家は「ほぼ日」の手帳に「とらや」のヨウカンに通じる価値を見出すことができるはずだ。
手帳の「ほぼ日」とヨウカンの「とらや」に共通する企業価値
第54回
スマホ全盛時代でも固定電話を解約できない人々の心理
鈴木貴博
今、20代の世帯における固定電話の保有率は、11%まで下がっている。ほとんどの若者はスマホを使っているからだ。一方シニア世代の家庭には、まだまだ固定電話が多い。もはや無用の長物となった固定電話を、なぜ我々は解約できないのか。
スマホ全盛時代でも固定電話を解約できない人々の心理
第53回
トランプに大統領令“暴発”をやめてもらう方法はあるか
鈴木貴博
トランプ大統領乱発している大統領令が、世界の困惑を招いている。入国禁止令は差し止めを巡って政権側と連邦裁判所が対峙しているが、そもそも大統領令をやめさせることはできるのか。ニュースだけではわからない法の仕組みを解説する。
トランプに大統領令“暴発”をやめてもらう方法はあるか
第52回
「第二の東芝」を生みかねない日本企業の危うい経営眼
鈴木貴博
東芝が解体消滅の危機にある。同社は立て続けに激震に見舞われ、なぜここまでジリ貧になってしまったのか。その原因として、運が悪かったのではなく、ある種の「経営力」が不足していたことが考えられる。多くの日本企業も肝に銘じるべきだ。
「第二の東芝」を生みかねない日本企業の危うい経営眼
第51回
TDLと同じだと思えば、カジノ誘致に異論は出ない
鈴木貴博
カジノの誘致にはいまだに否定的な世論が多い。安倍首相は周囲に「なぜこの良さがわからないんだ」とぼやいていたそうだ。なぜ政府が推し進めるカジノ誘致は国民の理解を得られないのか。問題はカジノのイメージが明確に見えないことだ。
TDLと同じだと思えば、カジノ誘致に異論は出ない
第50回
セブン「食べかけケーキ」販売事件で考えた3つの再発防止策
鈴木貴博
大手コンビニチェーン・セブン-イレブンのある店舗で、誤って従業員が食べ残したクリスマスケーキを販売する事件が起きたという報道があった。これは店員だけの責任だろうか。コンサル目線で3つの再発防止策をナナメに考えよう。
セブン「食べかけケーキ」販売事件で考えた3つの再発防止策
第49回
トランプの暴言ツイートに仕込まれた「実は巧妙な」交渉術
鈴木貴博
トヨタ自動車も標的となった、米トランプ新大統領による暴言ツイート。先進国のトップによるこうした行為は人々の理解の範疇を超えているため、攻撃を受けた企業は右往左往するばかりだ。ゲーム理論的に考えると、このツイート攻撃には驚くべき戦略性が見える。
トランプの暴言ツイートに仕込まれた「実は巧妙な」交渉術
第48回
米スタバを急成長させた「行列解消策」は日本でも流行るか
鈴木貴博
米国のスタバの好業績の背景には、「行列に並ばなくて済む」施策の成功がある。まだ日本では知られていない同社の施策を通じて、日本と米国では消費者のニーズに応えるためのイノベーションの在り方がどう異なるかを、考えてみたい。
米スタバを急成長させた「行列解消策」は日本でも流行るか
第47回
イクメンを見下す社会は手痛いしっぺ返しを食らう
鈴木貴博
昨年度の国家公務員の「男の産休」取得率は30.8%と、前年度から6.1ポイント増えたそうだ。これは高いのか、それとも低いのか。この数字の背景には、実は社会が「イクメン」について考えなくてはならないいくつかの視点が潜んでいる。
イクメンを見下す社会は手痛いしっぺ返しを食らう
第46回
「アベノミクスは失敗だった」と声高に言いづらい空気の原因
鈴木貴博
現状を見る限り、アベノミクスが成功しているとは言い難い。しかし、メディアや国民が「アベノミクスは失敗だった」と声高に言えないのはなぜか。背景にはアベノミクスにとってのいくつかのラッキーと、国民にとってのアンラッキーがある。
「アベノミクスは失敗だった」と声高に言いづらい空気の原因
第45回
キュレーションサイトの「闇」に既存メディアは打ち勝てるか
鈴木貴博
キュレーションサイト「WELQ」の炎上騒動を契機に、メディアの在り方が議論されている。既存メディアとは異なる記事量産の「大発明」をしたキュレーションサイトの倫理には、どこに問題があるのか。その「闇」に既存メディアは打ち勝てるのか。
キュレーションサイトの「闇」に既存メディアは打ち勝てるか
第44回
ジーユーが兄貴分のユニクロをたぶん追い抜く理由
鈴木貴博
ユニクロを展開するファーストリテイリングの勢いが落ちている。大幅減益決算を見て嘆いた投資家も多いだろう。しかしグループには「ジーユー」という絶好調の事業がある。近い将来、ジーユーが親会社のユニクロを追い抜くかもしれない。
ジーユーが兄貴分のユニクロをたぶん追い抜く理由
第43回
人工知能に仕事を奪われないための「ロボット経済3原則」
鈴木貴博
人工知能の能力が人間に追いつき、追い越す日のことをシンギュラリティ(特異点)という。それは2045年くらいに現実になるのではないかと言われている。そうなれば我々のほとんどは仕事を失う。未来の人類の失業を防ぐためのルールを考えよう。
人工知能に仕事を奪われないための「ロボット経済3原則」
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