2019.9.11
中国でも「おひとり様消費」が過熱、若者が“愛”を信じなくなった理由
独身者が2億2000万人もいる中国。なかでも、交際している人がいない未婚の20~40歳の大卒の若者は76.4%に達し、日本さながらの「おひとり様消費」を盛り上げているという。なぜ彼らは独身貴族を続けるのか。背景には中国ならではの事情があった。
フリーライター
2019.9.11
独身者が2億2000万人もいる中国。なかでも、交際している人がいない未婚の20~40歳の大卒の若者は76.4%に達し、日本さながらの「おひとり様消費」を盛り上げているという。なぜ彼らは独身貴族を続けるのか。背景には中国ならではの事情があった。
2019.5.22
アメリカが中国に対して関税引き上げを予告した後、中国メディアは速報を出した程度で、ほぼ「沈黙」を守り、トランプ政権を批判するような論評を掲載しなかった。「強硬」色を薄めている習近平の本心は、米中貿易戦争を避けることに他ならない。
2019.3.22
中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が始まり、「政府活動報告」の内容に注目が集まった。習近平・国家主席はその中で「危機」を素直に認めた。その狙いは何だったのか。
2019.2.5
北京に近い河北省で、金曜日の午後から日曜まで休むという「2.5連休」政策が実施に向けて動いている。しかし、この政策はこれまでもあったのだが、まだ普及していない。何が問題なのか、そしてどうすれば普及するのだろうか。
2018.12.27
中国の経済発展に大きく寄与した「改革開放」政策が始まってから40年。習近平国家主席は世界2位の経済大国となった成果をアピールした。だが、経済政策は後退しているようにも見える。習国家主席は何を目指しているのだろうか。
2018.11.13
10月25~27日にかけて行なわれた安倍晋三首相の訪中は、“友好のバロメーター”といわれる両国首脳の相互訪問が再開したこともあり、両国関係の改善をさらに印象づけられた。その背景には、中国の思惑が隠されていた。
2018.7.19
7月3日、サッカーワールドカップでベルギー代表に敗れたサッカー日本代表。彼らが試合後に取った行動を、中国の市民たち称賛している。だが、これは逆に中国人のマナーの悪さを浮き彫りにしたかたちだ。
2018.6.6
5月8日から11日、中国の李克強首相が日本を訪問し、天皇陛下を始め、安倍晋三首相や与野党関係者と会談し、両国関係の改善を印象づけた。果たして日中関係は「新時代」に入ることができるのだろうか。
2018.3.14
3月5日、中国で第19回党大会以後の全国人民代表大会(全人代)が開幕、憲法改正も審議され、「国家主席・副主席の任期は2年を超えない」という規定が撤廃された。これにより習近平は独裁強化を目指すのだろうか。
2017.11.9
中国共産党大会が閉幕、翌日には新指導部が確定し、習近平政権の2期目がスタートした。党改革で成果を収めた習近平は、今後何を目指すのだろうか。それは「新時代の中国の特色ある社会主義」というものだった。その中身を解説しよう。
2017.10.18
10月18日に開かれる第19回中国共産党大会で、習近平政権は2期目に突入する。共産党内では強硬路線を進めて着々と地盤を築いているが、さらに強固にするための「習近平思想」を導入するのかが注目されている。
2017.9.6
「上に政策あれば、下に対策あり」という言葉がある通り、中国人はルールを守らないというのが定説だった。しかし、習近平政権になってから、さまざまなルールが定められ、徐々に変化し始めている。
2017.5.18
最近、中国では「25歳で中年の危機」といった言葉をよく目にする。これは、ストレスを抱える中年の危機が、若者にまで広がっていることを指している。なぜそうした事態に陥っているのか探った。
2017.4.5
中国社会に「睡眠不足」が広がっている。「2017年中国青年睡眠現状報告」によると、調査対象の76%が「なかなか寝付けない」と回答している。その一方で、睡眠について「全般的によい」と答えたのは24%で、「規則正しい生活を送っている」と答えた…
2017.1.20
成立5年目を迎える習近平政権。今後の中国共産党はどこへ向かうのか。それを見る手掛かりのひとつとして2016年12月31日に習総書記が全国民に向けて発表した新年のメッセージがある。ここではそのメッセージから2017年の習政権を展望してみたい。
2016.11.4
世界のインスタントラーメン消費量の半分近くを占める「インスタントラーメン大国」である中国だが、ここ数年、国内のインスタントラーメン市場は生産量、販売額、販売量のどれも減少に転じている。国内市場が不振に陥っている原因はどこにあるのか…
2016.9.26
現在、電話や携帯メールなどを駆使した電信詐欺は中国の社会問題の一つとなっている。詐欺自体はどこの国でもあることだが、中国の詐欺は多様化しており、手口も巧妙になっている。今年8月には電信詐欺の恐ろしさを物語る事件が起こった。
2016.8.23
これまでの中国では、愛国は「正義の行動」と称えられ、多くの人々に広く支持されたが、最近は好意的に見られてはない。むしろ「愛国」を論じる言論や行為の多くは、瞬く間に人々の支持を失って笑いの的となり、「愚か者」の烙印を押されてしまう傾…
2016.7.28
7月1日で創立95周年を迎えた中国共産党は、習近平総書記のリーダーシップの下で「初心に戻る」ことを強調し、党内の引き締めを続けている。毛沢東思想を継承している習政権の外交政策における闘争の哲学と、日本との関係についても考えてみたい。
2016.6.27
中国では目下、過剰生産能力の解消が政策として進められている。だが、過剰生産能力解消「元年」となるべき今年は、必ずしも政府の方針のように生産能力減少に向かっているとは言い難い。なぜだろうか。
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