2022.3.9 中国が2030年に世界一の経済大国に?北京大教授が語る「成長の3つの鍵」とは 中国は2035年までに、社会主義現代化強国へ向けての第一段階を実現するという目標がある。さらに、同年から2049年までに現代化強国の第二段階を終えて、社会主義現代化強国になるという目標を掲げており、その実現には一定の成長率が必要だ。今、中…
2021.8.18 中国が経済発展の「ドイツ化」で目指す、ものづくり大国の姿とは 中国共産党中央政治局は、7月30日に開かれた会議で、現在の経済情勢を分析した上で、今年後半の経済関連活動の方針を打ち出した。そこでは、中小企業への支援が強調されている。中国は、今後の経済方針を、ドイツから学ぼうとしている。
2021.7.20 ハイテンションで話す中国人はもういない!?デジタル化で激変したコロナ生活 新型コロナウイルスの感染拡大によって、中国では街中に「不必要な外出はするな、不必要な集まりはするな」といったスローガンが見られる。そして、中国の人々の生活において2つの大きな変化があった。
2021.6.8 ビールのつまみといえばザリガニ!?中国で個性派食材が人気を集めるワケ 最近、中国で、ザリガニがよく食べられている。ビールのつまみといえば、これまでは枝豆がポピュラーで、ザリガニは人によって好き嫌いがある食べ物だったのに、なぜ人気になっているのか。その背景を探った。
2021.2.19 中国の春節消費が様変わり、麻雀卓・タニシ麺・ひまわりの種「爆売れ」のワケ 春節の時期、多くの中国人は帰省や旅行などでたくさんの消費をする。しかし、コロナ禍の今年は昨年に続き、状況は激変。人々の消費傾向も大きく変わっている。中国の春節消費からなくなってしまったり、新たに爆売れしたりしている商品・サービスと…
2021.2.15 中国版ファンタ「北冰洋」の人気が復活し、国民的ジュースになった理由 中国の北京などで人々のソウルドリンクとなっている「北冰洋」。オレンジ味の「中国版ファンタ」ともいうべきジュースだ。その人気が最近復活し、急成長を続けている。背景には中国の改革開放と重なる紆余曲折があった。
2020.10.26 中国が菅政権に接近しようとしている「3つの理由」 農村出身の菅氏が日本の首相に上り詰めたことは、中国で共感を持って受け止められている。加えて、日中関係が最悪だった安倍首相の後を継いだ菅首相に、両国の関係改善を期待する声は非常に大きい。今、中国は3つの思惑から日本への接近を図ってい…
2020.9.2 「米中新冷戦」はあり得ない?実は対米関係に慎重な中国の習政権 中米間の対立は経済面だけでなく、新型コロナの起源やイデオロギーにまで及んでおり、「新冷戦」という言葉もよく見かけるようになった。しかし、実際に米中が衝突することはあるのだろうか。実は、中国共産党にも強硬一辺倒ではない「素顔」が見え…
2020.7.3 中国「露店経済」の光と影、雇用問題解決の切り札になり得るか 中国の都市化が進むにつれ、過去の遺物と化した露店が復活しつつある。コロナ禍に揺れる中国で、「露店経済」は雇用問題や経済を活性化する上で、重要な要素となるのだろうか。中国政府も後押しし始めた、露店経済のメリットとデメリットを考えてみ…
2020.5.20 コロナ“一抜け”の中国について囁かれる「2つの野心」は本当か 世界が新型コロナウイルスの感染拡大に喘ぐ中で、中国は「一抜け」の感がある。経済活動を再開する傍ら、コロナ封じ込めに関する知見を海外へ積極的に発信し始めた。こうした中国の動きを「野心」の表れと警戒する向きもある。実際は、どうなのだろ…
2020.4.22 中国が経済復活の切り札と目する「商品券」配布、本当の効果は? 新型コロナウイルス騒動の影響を受けた中国では、武漢市をはじめ徐々に経済活動が復活している。そこで消費喚起の起爆剤として発行されているのが「商品券」である。これは中国の経済復活にどれくらい寄与するだろうか。
2020.3.9 中国の新型コロナ失策で、習近平政権が強化されるかもしれない理由 中国で猛威を振るう新型コロナウイルスは、現在も終息の気配がない。武漢市への初動対応の遅れが指摘されるものの、習近平政権の対応は過去のSARS騒動時と比べれば、ずっと良かった。コロナ禍は習政権にどんな影響を与えるのか。
2020.2.4 「93%の日本人は中国が嫌い」という調査数字に起きた意外な変化 日中両国関係が回復基調にあることは、世論調査の結果からも見て取れる。言論NPOが発表した『第15回日中共同世論調査』では、過去と比べて中国人の日本人に対する印象は大きく改善している。しかし、話はそれで終わらない。調査数字の裏側に見える…
2019.11.27 習近平が唱える「国家統治論」は単なる独裁強化なのか 先日開催された中国の第19期四中全会では、習政権発足時からよく言われていた国家ガバナンス体系・能力の現代化がテーマとなった。一部のメディアはこれを習体制への権力集中による「独裁強化」と見ているが、果たして本当にそうだろうか。
2019.11.19 中国のあらゆる会議に習近平が「祝賀メッセージ」を送る思惑 習近平は10月18日から10日間あまりの間、中国国内で開かれたフォーラムなどに立て続けに祝賀メッセージを寄せた。どうして習近平は多くのメッセージを送り続けるのだろうか。分析すると、習主席が見据える今後の中国の方向性が見えてくる。
2019.11.6 中国の「代行サービス」仰天事情、ゴミ分別・肥満・彼女追っかけまで代行!? 最近、中国で「代行サービス」が急増している。忙しい顧客の代わりに、日常生活の諸々の用事を引き受けるものだ。なかには日本人には想像もつかないことを代行するケースもある。モラルの一線を越えやすい「代行経済」の光と影を考える。
2019.10.7 中国で習近平の「毛沢東化」は進むのか?建国70周年の先を読む 10月1日に建国70周年を迎えた中国。中国共産党は「初心忘れず、使命を胸に刻む」を強調し、毛沢東ら過去の指導者の思想を学ぶことを提唱している。習近平の政策にも毛沢東の影響が見えるなか、これから中国で「毛沢東化」は進んでいくのだろうか。
2019.9.11 中国でも「おひとり様消費」が過熱、若者が“愛”を信じなくなった理由 独身者が2億2000万人もいる中国。なかでも、交際している人がいない未婚の20~40歳の大卒の若者は76.4%に達し、日本さながらの「おひとり様消費」を盛り上げているという。なぜ彼らは独身貴族を続けるのか。背景には中国ならではの事情があった。
2019.5.22 米中貿易戦争でアメリカと衝突したくない習近平の「本心」 アメリカが中国に対して関税引き上げを予告した後、中国メディアは速報を出した程度で、ほぼ「沈黙」を守り、トランプ政権を批判するような論評を掲載しなかった。「強硬」色を薄めている習近平の本心は、米中貿易戦争を避けることに他ならない。
2019.3.22 中国全人代の報告で習近平が「危機」を認めた3つの狙い 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が始まり、「政府活動報告」の内容に注目が集まった。習近平・国家主席はその中で「危機」を素直に認めた。その狙いは何だったのか。