枝久保達也

鉄道ジャーナリスト

1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx

「鉄道以外」で99%を稼ぐユニーク私鉄、遠州鉄道と静岡鉄道を大解剖!
枝久保達也
大手私鉄に準じる売上高ながら、鉄道事業が連結売上高の1%にも満たない不思議な鉄道会社がある。静岡県の遠州鉄道と静岡鉄道である。しかし、鉄道事業が片手間なのかといえば決してそうではなく、むしろ充実した事業展開をしている。今回はこのユニークな2社をご紹介する。
「鉄道以外」で99%を稼ぐユニーク私鉄、遠州鉄道と静岡鉄道を大解剖!
シーサイドライン逆走事故から考える、「自動運転」の安全性と盲点
枝久保達也
「横浜シーサイドライン」の逆走事故で、自動運転に対する懸念の声が高まっている。しかし一口に「自動運転」といっても、実はその内容はさまざま。今回の事故路線と同規格、かつ無人運転で運行しているのは、神戸の「六甲ライナー」、東京の「ゆりかもめ」「日暮里・舎人ライナー」だが、自動運転はどのようなシステムで構成されているのか、どこに不具合の可能性があるのか、問題を整理した。
シーサイドライン逆走事故から考える、「自動運転」の安全性と盲点
小田急の悲願だった「新宿-小田原間60分切り」達成までの歴史
枝久保達也
優れた鉄道車両に贈られる、鉄道の「ブルーリボン賞」。今年は小田急の新型ロマンスカーが受賞した。今回受賞した新型70000形「GSE」は、複々線化完成にあわせてデビューした記念すべき車両だ。
小田急の悲願だった「新宿-小田原間60分切り」達成までの歴史
北海道新幹線「時速320キロ化工事」でJR北海道の経営は上向くのか?
枝久保達也
JR北海道が建設中の北海道新幹線、新函館北斗~札幌間を時速320キロに引き上げるための工事を国土交通省に申請した。時速引き上げは北海道新幹線の増収増益に寄与し、JR北海道の経営は上向くのだろうか?
北海道新幹線「時速320キロ化工事」でJR北海道の経営は上向くのか?
東急が「お金を下ろせる券売機」開発に至った深い理由
枝久保達也
5月8日、東急電鉄の駅にある券売機で、銀行預金を引き出せるサービスが始まった。鉄道会社がキャッシュアウトサービスを始めた背景にはどんな事情があるのだろうか?
東急が「お金を下ろせる券売機」開発に至った深い理由
北海道新幹線の未来は暗いまま?実は飛行機に負けない鉄道の潜在力
枝久保達也
2016年の開業以来、利用者数が右肩下がりと苦戦してきた北海道新幹線だが、ゴールデンウイークの10連休は久々に好調だった。JR北海道の経営再建の切り札になるようなドル箱路線になる日は本当にくるのか?北海道新幹線の未来を占うために、戦後の本州〜北海道の鉄道vs航空機の歴史を振り返ってみよう。
北海道新幹線の未来は暗いまま?実は飛行機に負けない鉄道の潜在力
きっぷの券面から「平成」が消えていた!進む鉄道業界の「元号離れ」
枝久保達也
いよいよ新元号「令和」の時代が始まった。実は少し前から、鉄道業界では乗車券に印字する日付を元号から西暦表示に改めるなど、こっそりと「元号離れ」が進んでいる。元号と鉄道の関係について考えてみた。
きっぷの券面から「平成」が消えていた!進む鉄道業界の「元号離れ」
バブル期スキービジネスに前のめりで参入した鉄道各社のその後
枝久保達也
好景気を背景とした消費ブームの象徴の1つがスキーブーム。スキーバスはもちろん、私鉄やJRもこぞってスキー専用列車を仕立てた。JR東日本に至っては駅の裏に開発したスキー場「ガーラ湯沢」で大成功を収めたが、その後ブームは急減速。鉄道会社が踊ったスキービジネスを振り返った。
バブル期スキービジネスに前のめりで参入した鉄道各社のその後
バブル期の新幹線通勤ブームで「2階建て」も登場、当時の車両はいま…
枝久保達也
地価が異常なペースで上がり、サラリーマンが都心に家を持つのが厳しかったバブル期は、新幹線通勤ブームが起きた時代でもあった。結果、新幹線にも起きた「通勤ラッシュ」問題に対処すべく、JR各社は定員を増やすための車両開発に注力していた時代でもある。
バブル期の新幹線通勤ブームで「2階建て」も登場、当時の車両はいま…
東京都に地下鉄新線が誕生!?小池知事は前のめりだが実現を阻む難問も
枝久保達也
4月3日、読売新聞夕刊が報じた、東京の地下鉄新線計画。再選がかかっているためか、前のめりな小池百合子知事だが、利用人数がさほど見込めないなど、実現にはいくつかの疑問符もつく。
東京都に地下鉄新線が誕生!?小池知事は前のめりだが実現を阻む難問も
通勤ラッシュで混雑やアポ遅刻を避けるための賢い方法とは
枝久保達也
新年度が始まった。新元号の発表と、平成のカウントダウン、そしてやってくる10連休と世間は高揚感に包まれているが、新入社員や転勤、転職で新しく通勤電車を使い始めた人たちは、早くも満員電車に疲れ果てているかもしれない。そのうち慣れると言われても、できるだけストレスなく通勤したいもの。今回は、東京圏の通勤を少しでも快適にする情報を紹介したい。
通勤ラッシュで混雑やアポ遅刻を避けるための賢い方法とは
ホームで喫煙OK、駅前は放置自転車だらけ…平成初期の鉄道事情を振り返る
枝久保達也
平成の30年間で、駅や電車内の環境は大きく変わった。バブル期には、地下鉄ですらホームでたばこを吸えて駅前は放置自転車だらけ、冷房なしの車両も運行しており、おまけに駅員も乗務員もほぼ全員男性というのが、鉄道のスタンダードであった。
ホームで喫煙OK、駅前は放置自転車だらけ…平成初期の鉄道事情を振り返る
平成と共に消え行く「車内販売」、昭和と共に去ったのは食堂車だった
枝久保達也
平成の終わりとともに、電車の車内販売が消えようとしている。振り返れば、昭和の終わりとともに消えていったのが食堂車。電車の高速化とともに、「鉄道と食の関係」はどんどんと変わっていくものなのだ。
平成と共に消え行く「車内販売」、昭和と共に去ったのは食堂車だった
電車にもデザイナーズブランドブーム、流行の形は「丸顔」にあり
枝久保達也
3月16日に行われた、毎年恒例の春のダイヤ改正。消えゆく列車がある中で、斬新なデザインで人目を引いたのは、西武鉄道の新型特急「Laview」だ。特急電車から始まった車両の「デザイナーズ化」は、徐々に通勤電車にも拡大しつつある。車両デザイン流行の変遷をたどってみよう。
電車にもデザイナーズブランドブーム、流行の形は「丸顔」にあり
東日本大震災の被災ローカル線が「バス転換」、全国の赤字路線が学ぶべきこと
枝久保達也
東日本大震災から8年、甚大な被害を受けた鉄道路線の復旧は着々と進んでいる。鉄道として復旧する路線もあれば、高速バス輸送システム(BRT)に置き換わった路線もある。被災地のみならず、ローカル線が存亡の危機に立たされているのは、日本中の課題。被災地の取り組みを通じて、ローカル線の置かれている状況と未来を考えてみよう。
東日本大震災の被災ローカル線が「バス転換」、全国の赤字路線が学ぶべきこと
JR東日本、京急、リムジンバス…羽田空港アクセスを巡る熱い戦い
枝久保達也
右肩上がりで増え続ける羽田空港利用者を取り込むべく、JR東日本と京急電鉄の戦いがいよいよヒートアップしてきた。JR東は2029年にも「羽田空港アクセス線」を開業する予定だが、JR東が狙うのは京急利用者ではなく、もっと高運賃を望めるリムジンバスの乗客ではないだろうか。
JR東日本、京急、リムジンバス…羽田空港アクセスを巡る熱い戦い
新幹線、開発中の新型車両の「鼻」がさらに長く伸びた理由
枝久保達也
JR東海、JR東日本が開発中の新幹線新型車両。JR東の「ALFA-X」は、22メートルものロングノーズを持つ先頭車両が特徴的だ。元祖である「0系」の丸い鼻からスタートした新幹線の顔は、なぜ変化し続けるのだろうか。
新幹線、開発中の新型車両の「鼻」がさらに長く伸びた理由
首都圏の鉄道はなぜ雪にこれほど弱いのか?「間引き運転」の裏事情
枝久保達也
首都圏でもたびたび降雪の予報が出る2月、間引き運転による駅の大混雑を思い出してウンザリするビジネスパーソンも多いだろう。シロウト目には大した降雪ではなさそうに見えるのに、鉄道会社はなぜ、早々に間引き運転をするのか?そこには、首都圏の鉄道特有の事情と、過去に起きたトラブルからの教訓がある。
首都圏の鉄道はなぜ雪にこれほど弱いのか?「間引き運転」の裏事情
横浜市営地下鉄延伸、2030年開業でもあまり時間がない理由
枝久保達也
2030年度をめどに、横浜市営地下鉄ブルーラインが延伸することになった。今回の延伸によって、どのように便利になるのか、そして、今後どのようなステップを経て完成していくのか、まとめてみた。
横浜市営地下鉄延伸、2030年開業でもあまり時間がない理由
上野動物園を走る日本最古のモノレール、老朽化で今度こそ廃止か
枝久保達也
上野動物園モノレールが11月1日に運行休止となることが決まった。日本最古のモノレールとして誕生し、廃止論を乗り越えて来園者に親しまれた上野動物園モノレールの歴史を改めて振り返ってみよう。
上野動物園を走る日本最古のモノレール、老朽化で今度こそ廃止か
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