藤戸則弘

藤戸則弘

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 参与 チーフ投資ストラテジスト

ふじと・のりひろ/1979年早稲田大学卒業。約20年にわたって資産運用業務に従事。ファンド・マネージャー、年金資金のポートフォリオ・マネージャー、企画担当などを経験。99年国際証券入社後、投資情報部、エクイティ調査部などを経て、18年7月より現職。バイサイドからの視点で相場動向を分析し、ファンダメンタルズをベースとしながらも、株式需給、テクニカル等を加味して総合的に判断。TV・ラジオ、新聞、雑誌等、各種メディアで活躍中。

銅、鉄鉱石、木材が最高値更新、資源価格急騰の「二大要因」
藤戸則弘
銅や鉄鉱石、木材や穀物などコモディティー(国際商品)の価格が高騰中だ。資源価格の急騰をもたらす「二大要因」とは何なのか。上昇基調が続きそうな理由や、株式市場で恩恵を受けそうなセクターと共に分析した。
銅、鉄鉱石、木材が最高値更新、資源価格急騰の「二大要因」
#3
アプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ…半導体業界がバブルではなく今後も有望な理由
藤戸則弘
需給が逼迫する中で市場活況が続く半導体業界は、国内外企業で株価の最高値が相次ぐなど好調だ。同業界が今後も有望といえる理由について、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストの特別寄稿をお届けする。
アプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ…半導体業界がバブルではなく今後も有望な理由
米金利上昇でも株高が続くための条件、市場安定の「キーマン」を解説
藤戸則弘
米国の長期金利の上昇が株式市場を揺り動かしている。そこで金利高の背景にある三つの要因を分析するとともに、これが一段高となっても株高が続くための条件、不安定な相場環境における投資戦略をベテラン専門家が解説した。
米金利上昇でも株高が続くための条件、市場安定の「キーマン」を解説
第172回
米クリスマス商戦は平年下回る新年は松の内株高の後ジリ安へ
藤戸則弘
今年の米クリスマス商戦の出足は、きわめて好調だ。全米小売業協会によると、感謝祭週末の売上高は「店頭+ウェブサイト」合計で前年比16%増と、好調な滑り出しだ。サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日)のネット売り上げも、コムスコアによれば同22%増と過去最高となった。
米クリスマス商戦は平年下回る新年は松の内株高の後ジリ安へ
第168回
米雇用低迷でQE3が浮上日本も株価上昇期待ふくらむ
藤戸則弘
「QE3」の可能性がにわかに高まっている。10月21日、FRBのイエレン副議長は、「米景気の回復は失望されるほど緩慢だ。雇用は、今後数ヵ月なお低迷する可能性が高い」と述べ、厳しい景気認識を示した。
米雇用低迷でQE3が浮上日本も株価上昇期待ふくらむ
第163回
世界同時株安の影響で10月以降業績悪化し株価の調整は長期化
藤戸則弘
世界的な8月の株価急落によって、景況観は急速に冷え込んでいる。OECDは9月8日に経済見通し(中間報告)を発表した。今年10~12月期の成長率見通しは、米国0.4%、日本ゼロ、ドイツマイナス1.4%であり、リセッション瀬戸際の様相が濃厚になった。
世界同時株安の影響で10月以降業績悪化し株価の調整は長期化
第157回
存在感を増すアジアマネー特に中国政府系資金に注目を
藤戸則弘
昨秋来の「QE2相場」で、主役となったのは外国人だった。東証の投資主体別売買動向を見ると、外国人は昨年9月から今年6月まで大幅な買い越しであった。日経平均株価が8000円台から1万円の大台に上昇したのも、外国人の買いが原動力となったわけである。
存在感を増すアジアマネー特に中国政府系資金に注目を
第152回
金融引き締めで中国経済鈍化日本株の新たな上値圧迫要因
藤戸則弘
中国経済の鈍化が鮮明になっている。中国製造業購買担当者指数を見れば明らかだが、ピークから鈍化傾向をたどっている。新車販売台数を見ても2ヵ月連続の減少だ。政府の購入刺激策が打ち切られたこともあるが、需要に一巡感が台頭していることが大きい。
金融引き締めで中国経済鈍化日本株の新たな上値圧迫要因
第149回
株価の不安材料 不透明な国内景気に米国と新興国のかげり
藤戸則弘
2012年3月期決算の全貌がほぼ明らかになり、まさに東日本大震災によって押し下げられるかたちとなった。半期ごとに見た場合には、「後半V字形回復」を想定している企業が多いが、注意を要するのは、業績予想がきわめて困難な点である。
株価の不安材料 不透明な国内景気に米国と新興国のかげり
第141回
大地震で生産低下に外国人離れ楽観を排し慎重な株式投資を
藤戸則弘
マグニチュード9.0の巨大地震が、東北を中心とした東日本を襲った。マーケットへの影響だが、まず第1に地震・津波の直接的なダメージ、第2には東京電力福島原子力発電所の被災、第3には株式需給が挙げられる。
大地震で生産低下に外国人離れ楽観を排し慎重な株式投資を
第136回
高まる新興国の引き締め懸念日本への悪影響も警戒すべき
藤戸則弘
新興諸国の物価動向に懸念が高まっている。中国、インドは連続的な金融引き締めを実施し、小休止していたブラジルも利上げを再開した。こうした成長国は旺盛な需要で物価上昇圧力がかかりやすいが、そこにコモディティ高が加わって物価は容易ならぬ上昇カーブを描いている。
高まる新興国の引き締め懸念日本への悪影響も警戒すべき
第131回
ヘッジファンドが大幅買い越し米量的緩和で商品相場が急騰
藤戸則弘
FRBの量的緩和政策(QE2)によって、バーナンキ議長が公言した「株高の資産効果による消費の拡大」は、部分的に実現しつつあるようだが、弊害も鮮明化しつつある。その最たるものは、膨大な余剰マネーがコモディティ市場に流入している点だ。
ヘッジファンドが大幅買い越し米量的緩和で商品相場が急騰
第126回
景気ウォッチャー調査に注目今回の好決算は格好の売り場
藤戸則弘
景気ウォッチャー調査は、経済実態と指標数値のタイムラグが最も少ない経済統計だ。調査の対象となるのは、産業の最前線で景気を体感している人々。肌で感じる景気変動がビビッドに反映されており、示唆に富む統計になっている。
景気ウォッチャー調査に注目今回の好決算は格好の売り場
第121回
介入も円高トレンドは崩れず株価は当面ボックス圏の動き
藤戸則弘
ITバブル崩壊、今回のクレジットバブル崩壊後の相場には類似性がある。契機となるのは、米リセッションに伴うFRB(米連邦準備制度理事会)の超低金利政策である。当然、日米金利差が縮小し、為替は円高傾向になる。
介入も円高トレンドは崩れず株価は当面ボックス圏の動き
第117回
ルーズベルト米大統領が残した財政緊縮政策の教訓
藤戸則弘
世界的に財政健全策のウエートが高まるなか、日本はデフレの深淵に喘いでおり、対応を誤ると景気や株価に深刻なダメージを与えることになる。そこで参考になるのが、大恐慌に立ち向かったルーズベルト米大統領の軌跡だ。
ルーズベルト米大統領が残した財政緊縮政策の教訓
第113回
株価パフォーマンス比較で注意円建てでは違う姿が見えてくる
藤戸則弘
玉虫色の金融市場を見極めるうえで忘れてはいけないのが、「日本人投資家の目線」だ。米国ダウ平均にしても新興国の株式市場を見るにしても、円建てで見るとまた違った状況が浮かび上がってくる。
株価パフォーマンス比較で注意円建てでは違う姿が見えてくる
第112回
今年は2004年型相場展開へ逆張りの投資スタンス徹底を
藤戸則弘
高値、調整、反発、反落を繰り返すこの頃の株式市場の動向を見ていると、2004年における同時期の状況に特によく似ている。そもそもこの循環は、過去ずっと繰り返されてきたもので、今後の相場を読む参考になるだろう。
今年は2004年型相場展開へ逆張りの投資スタンス徹底を
第107回
日本株の行方に重くのしかかるソブリンリスクと中国引き締め
藤戸則弘
リーマン破綻後の危機を早期に脱却できたのは、各国政府の財政出動による景気刺激策のためだった。ところが、その副作用が「ソブリンリスク」となって、ブーメランのように世界を脅かしつつある。
日本株の行方に重くのしかかるソブリンリスクと中国引き締め
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