2012.8.7 “女性のいない世界”は絵空事ではない!?歪んだ未来をもたらす行きすぎた「男女産み分け」――『サイエンス』誌記者 マーラ・ヴィステンドール氏に聞く 中国の人口統計では、子どもの男女比に明らかなアンバランスが見られる。その背景にはいわゆる「一人っ子政策」があるとされる一方で、出生前に性別を判定する技術の発達も大きく影響しており、胎児が女の子だとわかると中絶するケースもあるという…
2012.5.30 ソニーはなぜ失敗したのか?米国屈指の知日派経営者が日本企業に提言!――日本NCR元会長・米国NCR元社長(CEO)ウィリアム・アンダーソン氏インタビュー グローバリゼーションが進行し国際競争が激化する状況下、米国企業や韓国企業との比較のなかで、日本企業の経営の問題点も指摘される。日米で経営者として成功を収めたアンダーソン氏に、日本企業への提言を聞いた。
2012.5.16 ニーズある限りエネルギーのイノベーションは続く世界が注視するフクシマ以降の日本のエネルギー政策――エネルギー問題の世界的権威、ダニエル・ヤーギン博士に聞く 人類は「フクシマ以降」のエネルギー供給源をどこに求めていくべきなのか。また、エネルギー供給に新たなイノベーションは期待できるのか。『石油の世紀』でピュリツァー賞を受賞したエネルギー問題の世界的権威、ダニエル・ヤーギン博士に聞いた。
2012.4.9 人間にとって「誤り」や「間違い」が持つ意味とは――『まちがっている エラーの心理学、誤りのパラドックス』著者 キャスリン・シュルツ氏インタビュー 『まちがっている エラーの心理学、誤りのパラドックス』を上梓したアメリカのジャーナリスト、キャスリン・シュルツ氏に、人間にとって「誤り」「間違い」が持つ意味について聞く。
2012.2.27 繰り返される日中の衝突 日本政府はどう対処すべきか――ブルッキングス研究所・外交政策上級研究員 リチャード・ブッシュ氏インタビュー 一昨年の尖閣事件、中国の対日歴史観、今後の日中関係の障害と展望、そして北朝鮮問題――日中間の懸案について、『日中危機はなぜ起こるのか』を上梓した米ブルッキングス研究所・外交政策上級研究員リチャード・ブッシュ氏に聞く。
2012.2.13 なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか グローバリゼーションによる格差拡大を止めるには――トランスナショナル研究所フェロー スーザン・ジョージ氏インタビュー グローバリゼーションは経済的な恩恵をもたらす一方で、国家間、社会階層間などさまざまなレベルで格差の拡大という弊害を生んでいるともいわれる。我々はこの現実と、どう向き合っていけばいいのか。
2011.12.29 視力を失うと触覚や聴覚が発達する不思議――自身も右目を失明したオリヴァー・サックス医師が語る、人間の脳の驚くべき能力 開業医、コロンビア大学メディカルセンター神経学・精神医学教授として活躍するかたわら、映画『レナードの朝』の原作など多数の著書があるオリヴァー・サックス医師。最新刊『心の視力 脳神経科医と失われた近くの世界』を上梓した同氏に、人間の…
2011.12.26 冷戦終結以降のアメリカ一極支配こそ異例 世界はよりノーマルな多極化へと戻っていく――スタンフォード大学上級研究員フランシス・フクヤマ氏インタビュー 新興国が存在感を増す一方で、国内外に多くの問題を抱える米国のプレゼンス低下が囁かれている。著書「歴史の終わり」で知られる米政治経済学者フランシス・フクヤマ氏に、アメリカの社会と経済の問題と、欧州債務危機について聞いた。
2011.12.8 原発事故の確率がどれほど低かろうが、その“万が一”の事態は決して受け入れられるものではない――アメリカ反原発運動の第一人者ポール・ガンターに聞く アメリカで1976年に結成された反核団体クラムシェル・アライアンスの共同設立者であり、以来30年にわたって原子力発電の危険性を訴え続けてきたポール・ガンターに、今回の福島原発事故について聞く。
2011.11.21 アジアの平凡な少女がファッションビジネスで成功し社会起業で大きな足跡を残すまで――『77th Street』創業者・CEOエリム・チュウ氏インタビュー シンガポールのストリートファッションブランド『77th Street』の創業者エリム・チュウ氏は、現地で起業家のオピニオンリーダー的存在であり、社会起業家としても有名だ。ごく平凡な少女だったという彼女の、成功までの道のりを聞く。