大野和基
AI(人工知能)時代になってまで、私たちはなぜ「働くこと」にこだわるのか?「働かない」ことは悪なのか? さまざまな学問分野の最新の知見を基に、「人と仕事」の関係を解き明かした話題作『働き方全史「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生』(東洋経済新報社)の著者、英国の人類学者ジェイムス・スーズマン氏に話を聞いた。【前後編の前編】

#97
新型コロナウイルスの蔓延により私たちの働き方は大きく変わったが、コロナ禍が明けて見直されるのか。普及した在宅ワークの見直しや生成AIの登場による雇用不安など、これからの働き方について、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の著者、リンダ・グラットン氏を直撃した。

#93
ウクライナ戦争が長期化する中、イスラエルと武装組織ハマスとの軍事衝突も起きている。世界大戦へと発展するのか。リーダー国家不在の世界を「Gゼロ」と形容し、ロシアのウクライナ侵攻を“予見”していた、国際政治学者のイアン・ブレマー氏に戦争の行方、2024年の米大統領選、米中対立の着地点について聞いた。

#88
ウクライナ戦争の終結を見据えて米国の実業家が東欧に押し寄せているという。「欧州最高峰の知性」と称される。経済学者で思想家のジャック・アタリ氏が「米国はヨーロッパを弱体化させようとしている」と警鐘を鳴らす。また、2024年の米大統領選の予測とトランプ氏が返り咲く場合に起こること、イスラエルとハマスの戦闘について、見解を聞いた。

#85
2024年実施の米大統領選挙。バイデンvsトランプの第2ラウンドになるか。16年のトランプ氏当選を「一般市民の怒りの評決」と論じた、米ハーバード大学教授、マイケル・サンデル氏を直撃した。

#7
中国経済が減速している。1990年代のバブル崩壊後の日本と同じ道をたどるのか。台湾侵攻の可能性は?米国経済は景気後退するのか?ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏に直撃した。

#10
ラピダスが先端半導体の国産化に成功するには、製造ノウハウだけでは足りない――。2008年のノーベル経済学賞受賞者で経済学者のポール・クルーグマン氏は、そう指摘する。週刊東洋経済の「ベスト経済書・経営書2023」にも選ばれた『半導体戦争』(クリス・ミラー著)を読んだクルーグマン氏に、同書の読むべきポイントや米中対立の行方、日本の半導体産業やラピダスの未来について語ってもらった。

#6
半導体製造を支配するTSMCの存在が、中国による台湾侵攻のリスクを高める――。国際政治学者のイアン・ブレマー氏は、そう警鐘を鳴らす。『半導体戦争』(クリス・ミラー著)を読んだブレマー氏に、同書の読むべきポイントや、日本の半導体産業やラピダスの未来について語ってもらった。

第3回
科学的に正しい「マクドナルド」の食べ方とは?
ファストフードにも「正しい食べ方」がある!? 世界的な双子研究の権威にしてイギリス名門大学の教授が、豊富な研究成果を用いてあなたに合った食事を摂るための「科学的に正しい食事法」を伝授する!

第2回
最高の食事は、あなたの「腸」が知っている
同じ食事をする双子ですら、腸内細菌は違う! 世界的な双子研究の権威にしてイギリス名門大学の教授が、豊富な研究成果を用いて最高の食事を摂るための秘訣を語る!

第1回
なぜダイエットには「個人差」があるのか?
ダイエットの通説には、「エビデンス」がない!? 世界的な双子研究の権威にしてイギリス名門大学の教授が、豊富な研究成果を用いてダイエットの「不都合な真実」に切り込む!

第49回
日本の伝統的な企業で、経営者による株主を軽視する行動がたびたび指摘される。これは日本だけの特殊な問題なのか。コーポレートガバナンス研究の第一人者であるコリン・メイヤー氏は、各国の企業それぞれに、歴史的・構造的な問題を抱えていると指摘する。

第43回
現代人はあふれかえるほどの大量の情報に触れ、そのなかで重要な意志決定を下している。集中力を保ち、正しい情報を選択し、最良の意志決定をする方法はあるのか? この問題のエキスパートである、英国在住の経済学者ノリーナ・ハーツ氏に聞いた。

第37回
『ビッグデータの正体~情報の産業革命が世界のすべてを変える』の共著者であるケネス・クキエ氏が、単なるITキーワードではない、社会全体を変えるエンジンとなるビッグデータ革命の本質を語った。

第91回
自己主張ばかりの外向型より、実は内気でシャイな人間のほうが優位に立てるのではないか――全米ベストセラーとなった『内向型人間の時代』の著者に、内向型性格の特徴や傾向、社会で成功する秘訣を聞く。

第89回
日本人が書く英語が、確認不足によるささいなミスのせいでネイティブに通じないケース指摘し、「もったいない」と訴え続けてきた『実践 日本人の英語』著者のマーク・ピーターセン氏。日本人の英語はなぜダメなのかを聞く。

第88回
科学はどこまで発達するのか――現役の物理学者が世界中で300人以上の科学者にインタビューし、100年先までの未来を科学的に予測した『2100年の科学ライフ』の著者に、科学の進歩の可能性と限界について聞いた。

第15回
年頭にその年の世界10大リスクを占う“Top Risks”が、今年も米国の民間シンクタンク、ユーラシア・グループから発表された。同グループの代表を務める政治学者イアン・ブレマー氏に、日本に関係するリスクについて詳しく聞いた。

第85回
『ロングテール』『フリー』の著者が、グローバル経済の次のビッグウェーブを起こすパラダイムシフトを提唱した『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』。アイディアとPCさえあれば誰もが「製造業」を立ち上げられる未来とはどういうものか。著者のクリス・アンダーソン氏に聞いた。

第84回
インターネットの時代、なぜ日本からは新たな「ホンダ」「ソニー」が生まれなくなったのか。米国のメディア・情報産業の新陳代謝と成長の秘密を探った 『マスタースイッチ』の著者に、苦境にある日本企業へのメッセージを聞いた。
