藤木TDC
「ギャンブルは1人で行くべき」入門書の著者が明かす納得の理由
家族や友人とともに有名観光地を巡る旅は、それはそれで幸せの形だろう。だが、物足りなさを感じる諸氏も多いのではないか。「ここではないどこかに行きたい」「最果ての地を見たい」……そんな少年の冒険心を満たしてくれる旅のプランを、公営ギャンブルの大ファンである筆者が指南する。※本稿は、藤木TDC『はじめて行く公営ギャンブル――地方競馬、競輪、競艇、オートレース入門』(筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。

競馬・競輪・競艇でハズレても悔しくない「究極の遊び方」とは?
キャリアの天井が見えてきた50代の男にとって、自己実現の機会はそうそう巡ってくるものではない。このまま家と職場を往復しながら、老いゆく自分を見つめるだけでいいのだろうか。……そんな思いにふける諸氏にとって、公営ギャンブルは新たな自分を見つけるきっかけとなるかもしれない。そこには、必死の競技参加者たちがつむぐ小さな「感動」があり、負けて悔しい観戦者たちの大きな「苦渋」がある。

競馬、競輪、競艇…「公営ギャンブルは50~60代に始めるべき」入門書の著者が力説するワケ
ギャンブル経験は、学生時代にたしなんだ麻雀くらい。社会に出てからは、年末に宝くじを買う程度で、勝負事とは遠い世界でコツコツ生きてきた中高年は多かろう。だが、その人生にすこしだけいろどりを欲しくはないか。しかもそれは、ちょっとだけインテリ向きの娯楽なのだ。
