下山 進 (しもやますすむ) ノンフィクション作家 2019年に文藝春秋から独立、読売・ヤフー・日経の30年史『2050年のメディア』を発表、新聞が後退し、プラットフォーマーが支配する今日のメディア状況を活写した。 『アルツハイマー征服』(角川文庫、2023年)で、「レカネマブ(BAN2401)」の開発にいたる30年の研究者の群像を。『がん征服』(新潮社、2024年)で、「世界最高のがん治療」とメインストリームのメディアがもてはやすウイルス製剤の、内実を実名証言と規制当局のハードプルーフで明らかにした。 最新刊は『持続可能なメディア』(朝日新聞出版、2025年)で、メディアが持続可能性を失った今、なお持続可能でありつづける数少ないメディアを国内外に取材した。 他の著書に『アメリカ・ジャーリズム』(1995年、丸善)、『勝負の分かれ目』(KADOKAWA 、2002年)、『2050年のジャーナリスト』(毎日新聞出版、2021年)。 2020年3月より2ページのコラムを「サンデー毎日」→「週刊朝日」→「AERA」で連載中。立教大学社会学部非常勤講師と聖心女子大学現代教養学部非常勤講師を兼ねる。 給料遅配→社員に借金のドン底から「日本一売れてる月刊誌」が生まれた驚きのワケ 下山 進 40万人以上の定期購読者を抱える「日本で一番売れている月刊誌」をご存知だろうか? 経営難で給料の遅配や不渡りに見舞われ、1度は潰れかかった雑誌がなぜ、No.1月刊誌へと生まれ変わることができたのか? ノンフィクション作家の下山進氏が新刊『持続可能なメディア』(朝日新聞出版)からの特別寄稿で、サクセスストーリーの裏側を解き明かした。 2025年4月24日 11:05