稲田豊史 (いなだとよし) ライター/編集者 いなだ・とよし/1974年生まれ。映画配給会社勤務、出版社繁務を経て2013年よりフリーランス。 おもな著書は『映画を早送りで観る人たち』『このドキュメンタリーはフィクションです』『ポテトチップスと日本人』『アゲもん 破天荒ポテトチップ職人・岩井清吉物語』『ぼくたちの離婚』『こわされた夫婦』『オトメゴコロスタディーズ』『「こち亀」社会論』『ドラがたり』『セーラームーン世代の社会論』など。 「勝てないとわかっていたのに…」日本軍と広島・広陵高校も逆らえなかった、たった2文字の正体とは 稲田豊史 日本が降伏して太平洋戦争が終わったのが、1945年の夏。今年は戦後80年の節目の年に当たり、太平洋戦争を振り返るテレビ番組が多数制作された。そして今年の夏、もう一つ大きな話題となったのが、夏の甲子園に出場した強豪校、広島・広陵高校の暴力問題である。80年前の太平洋戦争と広陵高校の事件に共通する、日本人の弱点とは。 2025年8月25日 9:30