特に夏場は、熱中症による脱水症状が血栓傾向を助長する。熱中症それ自体も突然死リスクであり、無理をしてラウンドすると死ぬ危険性があることを覚えておいてほしい。熱中症の予防にはこまめな水分補給が肝心。2ホールで150~200ccの水を飲むといいが、ナトリウムの補給も兼ねてスポーツ飲料が理想的だ。

 逆に、ビールやカフェイン飲料は利尿作用があり、かえって脱水症状を促進するので要注意。接待ゴルフのようにアルコール付きでは、顧客に突然死を勧めているようなものなのだ。要は、ゴルフをレジャーではなくスポーツととらえることだろう。スポーツなら日頃から心身を調整し、万全の準備でコースに出るのはプレーの一部であるし、飲酒など考えられない。

 2009年のゴルフ人口は若手プロの活躍もあり、数年ぶりに増加に転じたという。中高年男性だけでなく、女性や若者の参加率も上がっているようだ。これからゴルフは、健康的なスポーツへの転換が進むかもしれない。