前回、これといって語れるような経験がないという人は「今から作ればいい。現在進行形のこととしてエントリーシートに記入すればいい」と書いたが、大げさなことではない。ちょっとした行動の変化一つで、経験は大きく変わることを知っておいてほしい。

まだまだある、アピールの法則

 他にもこんなアピールの法則がある。

 ○一人で頑張る行動 < みんなを巻き込む行動

 ○メンバーの一人 < 実質的なリーダー

 ○単なるまとめ役 < 何らかのアイデア発案者兼まとめ役

 ○単なる改善 < コンセプトレベルからの改善

 ○単発イベント < コンセプトレベルからの改善

 ○すんなりうまくいったこと < 困難を乗り越えたこと

 ○今だけの改善 < 後々まで影響する構造的変化

 ○サポートする立場 < 当事者としての活動

 ○勉強系or肉体系オンリー < 勉強と肉体系の両方

  などなど…。詳しくは、『絶対内定2013 面接』をチェックしてほしい。なんとなく、イメージできるはずだ。

 例えば、東北へボランティアに行ったという経験を語るとする。一人で何かのツアーに参加した経験、たしかにその経験そのものはいいことだ。しかし、「アピールの法則」でより面接官が話を聞きたくなるのは、次のような学生ではないだろうか。