4月も下旬になり、今年の新入社員が入社してからまもなく1ヵ月が経とうとしています。期待を胸に入社した会社の実態がイメージとは大きく異なり、そのギャップに戸惑っている新入社員は少なくないでしょう。

 新卒で入社した社員のうち、3割が3年で離職すると言われる昨今、企業としてはこの「入社後ギャップ」をいかに埋めるかが、社員の定着率を高めるうえで非常に重要になっています。

 そんななか、就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」を運営する株式会社ヴォーカーズは、入社前に抱く期待を裏切らない企業をクチコミから調査し、「期待を裏切らない企業ランキング」を発表。Vorkersに投稿された「入社後ギャップ」に関するクチコミを機械学習によって解析し、よりギャップが少ない企業をランキング化しています。

 入社後のギャップが少ない企業、つまり、期待を裏切らない企業にはどのような特徴があるのでしょうか。「期待を裏切らない企業ランキング」の結果とクチコミから、入社後ギャップが少ない企業の実態を探っていきましょう。

1位はマッキンゼー、2位は特許庁!
入社後ギャップが少ない企業ベスト10とは?

 まず、入社後ギャップが少ない「期待を裏切らない企業」の1位となったのは、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社です。2位には特許庁、3位にはリクルートマネジメントソリューションズがランクインしました。

※「Vorkers」に投稿された「入社後ギャップ」に関する会社レポートが20件以上ある企業1783社への投稿12万2696件を対象データとして集計しています。