「実力主義企業」と「長期安定企業」がランクイン!

 今回トップ10位にランクインした企業は、その特徴から大きく2つに分けることができます。

 まず1つ目が、1位のマッキンゼー、3位リクルートマネジメントソリューションズ、8位ボストンコンサルティンググループ、10位PwCアドバイザリー合同会社に代表される「実力主義企業」です。

マッキンゼー・アンド・カンパニー社員のクチコミ

「入社を決めた理由:ビジネススキルの短期間での向上。経営視点を学ぶため。国際的な環境で働くため。

 入社理由の妥当性:目的は達成できたため、満足している。ただ、元々将来的には自分で事業をやることを考えていたため、その観点では他社の方が適していたかもしれないと感じる。将来コンサルタントとしてやりたい、また、まだキャリアに悩んでいる人に最適な環境かと思う。(コンサルタント、男性)」

 一方、2位の特許庁や、6位のNTTといった「長期安定企業」がランクインしているのも今回のランキングの特徴です。

特許庁で働く人のクチコミ

「入社を決めた理由:専門性が高く入庁後も自己研鑽ができることと、ワークライフバランスが取りやすいことを重視した。

 入社理由の妥当性:概ね、入庁理由は妥当だった。研修制度は非常に充実しており、入庁から3ヵ月程度ある審査官補コース研修に加え、1年目からも多くの技術研修に参加が可能である。また、審査業務は基本的に単独で行うため、定時退庁や有給の使用は気兼ねなくできる。(審査部門、男性)」

 今回分類した「実力主義企業」と「長期安定企業」では性質が正反対ですが、それぞれ入社後に期待できることや働き方がイメージしやすいのが特徴です。そのため、入社後にギャップが生まれにくい結果になっているではないでしょうか。

(本記事はVorkers[ヴォーカーズ]からの提供データを元に制作しています)

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