重要度順に
数字で話させよう
武蔵野の会議は、発表の持ち時間が割り当てられ、数字の報告から始まります。
その次にお客様情報、ライバル情報やビジネスパートナー情報、そして最後に自分の考えを話す。
この順番は、重要度の順です。
自分が気づいたことより数字のほうが、ずっと真実を語っています。
数字で報告する利点はもうひとつあります。
話が長くならないことです。
リーダー会議で与えられた時間は1分です。
たくさん話したいことがあってもダメ。
総務が時間を測っていて、1分経ったら打ち切ります。
1分では足りないと考える人がいるかもしれませんが、わが社の部長は1分で3つ前後のテーマについて報告をする。
短時間でもきちんと報告ができるのは、まず数字で話すからです。
数字で表現すれば、ダラダラと言葉を重ねて説明する必要がない。
まさに、数字はそれだけで言葉なのです。
ぜひ、第1回連載にある、【あなたの会社の危険度ワースト「15の死角」】をチェックしながら、『数字は人格』をカラダ中の細胞に植えつけていただけたらと思います。