初めて食べた
感動料理とは?

記者:「それは片平さんしか知らないエピソードかもしれませんね。今日は来てよかった!(笑)
   ところで、志麻さんのお料理を初めて食べた時、一番感動したレシピはなんですか?」
片平:「あの本にもある、アッシ・パルマンティエです」

「だって、料理を作らなきゃ、という罪悪感を払しょくするほど美味しいんだもの」「伝説の家政婦」志麻さんレシピでわが家が革命的に変わった!初めて食べた感動料理はコレ!

記者:「そうなんですか。これは『プロフェッショナル仕事の流儀』でもチラッと紹介されたレシピ。食べた瞬間、どう思いました?」
片平:「なんだ、これは!! あまりにも美味しい! これってホントにお掃除の人が作ったの? と。見た目はただのジャガイモ料理かなと思ったのですが、食べてみたら全然違う。初めて食べる感動料理でした」
記者:「凄! 感動料理ですか。そうか、お掃除メインでお願いしたのに、料理がありえないレベルで美味しい! これは見事なギャップですね」
片平:「そうなんです。びっくりでした」
記者:「最初は何品くらい作ってもらったのですか?」
片平:「1時間で4~5品ですね」
記者:「2回目以降はどんな感じになった?」
片平:「3時間の割合が逆転しました」
記者:「どういうことですか?」
片平:「お料理が2時間、お掃除1時間
記者:「そうか! あまりにも美味しいから」
片平:「はい! お掃除は他の代行サービスで新たな人を探しながら、志麻さんは料理メインで」
記者:「賢い選択ですね」
片平:「週1回来ていただき、お掃除の定期の人が見つかるまでの約3ヵ月、12回くらいはお掃除もお願いしていました。今は『作りおきの志麻さん』のイメージが強いですが、当時は作りおきメインというわけでもなかった
記者:「そうだったんですか」
片平:「はい。志麻さんにお願いしてから1年半くらい育休期間中だったので、一緒におしゃべりしながら料理していました」
記者:「プライベートなことからお仕事のことまで、いろいろ話したんでしょうね」
片平:「そうなんです。お互い悩み相談もしたりして、関係も深まっていった気がします」