では、不動産会社にとって優先順位が高い顧客とは、どういう人かというと、より多くの管理料を払ってくれる顧客です。

 不動産会社の管理物件には、自分の物件以外に、いろいろな顧客の物件があることを忘れてしまいがちです。競合他社と比べて自分が魅力的でなければ、不動産会社を回る効果は限定的になるということがあるのです。

 重要なのは、行動をするたびに、そのアクションの効果測定をすることです。これを繰り返していけば、無駄な行動を減らすことができ、生産性を飛躍的に向上させることができます。

 もちろん、いきなり賃貸経営に関するすべての行動の効果を測定するのは難しいかもしれません。僕も1つ1つ検証し、評価して、残すものは残し、捨てるものは捨てています。

 だからこそ、実際にやってみて、効果がないと思われるものは、思い切ってやめてみることも必要です。やめてみて、自分なりに違うやり方や方法を探すことが大切なのです。