集中できるルーティーンをつくる
私は、このように場所を変えたり、パソコンに向かい始めることで、他人に話しかけられない環境を作るのだが、スポーツ選手の場合には、ルーティーンをこなすことで集中していくようである。
石川遼君なら、周りに何千人とうギャラリーがいるが、ボールをティーに乗せ、後ろに回って方向を確認し、素振りをするというルーティーンを踏むことで、集中していく。
イチロー選手もネクスト・バッターズ・サークルでゆっくりと素振りをし、打席に入って行き、右手でバットをぐるぐる回し、最後にバットを立て、その後ろからピッチャーをにらみつけることで集中していく。
私の場合は、パソコンの画面を開きキーボードを打ち始める、本を開き、コーヒーを少し飲み、椅子にしっかりと背筋を伸ばして座るというのが、差し詰めこのルーティーンにあたる。
忙しい現代人は、何か自分の集中していくルーティーンを作り、細切れ時間に集中する方法を身につけておくことが大切である。
(つづく)
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