油まみれの鉄工所から大変身!
なぜ、ディズニー、NASAから
認められたのか?
【before】かつては……
古い鉄工所時代は、見るも無残な、油まみれ。
社員は、親会社からの大量生産に追われていた。
そんな状況でも、「油まみれの工場を“白衣を着て働く工場”にしてみせる」と社員を叱咤激励。
売上の8割を捨て単品ものへと舵(かじ)を切った。
しかし、それは、“地獄への第一歩”でもあった……。
【after】現在
2003年、鉄工所の火事で九死に一生を得た著者は決断した。
2007年、京都府宇治市に、建坪600坪の5階建、東側は全面ガラス張り、外観はコーポレートカラーのピンクの本社を建設。
4階に社員食堂、最上階に和室、お風呂、筋トレルームを完備。
2014年には、未開の地、アメリカに初進出(現在はシリコンバレーにも)。
ウォルト・ディズニー・カンパニー、NASAなどの世界の一流企業とも取引が始まった。
現在、アメリカ法人の業績は倍々ゲームで好調。
取引先は2018年度末に3000社超になる見込。
中には東証一部上場のスーパーゼネコンも含む。
今や、年間2000人超が本社見学に訪れるまでに。
私の処女作への想いはどんな海より深い(次ページ参照)。