親子二代での“首相と女房役”なるか?
福田達夫氏と進次郎氏の意外な関係

 今回は、政治界の若きホープである小泉進次郎氏を取り上げましたがいかがでしたでしょうか?

 私は、彼ほど一白らしく、その気質を発揮している政治家も珍しいと見ています。

 現首相の安倍晋三氏も「水の一白」です。
 一白は頑固にさえならなければ、周りを冷静に見ての言動がしっかりとできますので、場数さえ踏めば、長期的な政権を保持できる傾向が高いです。

 進次郎氏の父である純一郎氏が総理大臣だった時代、内閣官房長官のポジションには福田康夫氏がいました。

 もし、将来的に進次郎氏が総理になったとき、現衆議院議員の福田達夫氏が内閣官房長官になれば、まさに親子二代での“首相と女房役”となります。

 達夫氏のナインコードは「天の六白」ですので、五行の関係で見れば、一白の進次郎氏とは相生(そうしょう)の関係です。
 互いが互いを生かす「ベストパートナー」なのです。
 将来、国はどのような方向に進んでいくのか。
 ナインコードで政治家たちの関係性を見ていけば、メディアの報道とは違った面白さがありますので、ぜひ皆さんも調べてみてくださいね。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。