官僚顔負けの「メモ魔」!?
進次郎氏が演説上手な本当の理由

 一白の人は、9タイプの中でも特に“理性と知性”が高い傾向にあります。
 すべての経験を知識として、仕事・プライベート、なんでも実生活に取り入れていきます。
 それを可能にする一白の特徴が「メモ」を取ることです。
 一白としての気質を磨いている人ほど、何事も「メモ」を取る習性があります。

 実は、進次郎氏。政治界の「メモ魔」とされる一面もあります。
 なんでも熱心にメモをする人物で有名なのです。

「会議には資料を大量に抱えてくる。
 さらに若手官僚顔負けの『メモ魔』でもある。
 案外、泥臭いところもあるのだなと感じました」

 そう語るのは、進次郎氏と共に「500日間の激闘」を戦い抜き、「こども保険」などの政策提言に尽力した藤沢烈氏です。

 進次郎氏はメモを徹底し、それを政治活動に活かしているわけですが、その真価は、彼の持ち味でもある演説のときに効力を発揮しています。

 進次郎氏は、「どの言葉を使うと効果的か」「世間に広がりやすいのか」を現場ごとに色分けして演説をします。

 彼の演説を聞いたことがある方はおわかりになると思いますが、地方での演説では、その地方の方言を使ったり、地元の特産品や食べ物を引き合いに出したりしての地元ネタで(地元民の)郷土愛をくすぐるのです。

 進次郎氏は、その土地の情報を集め、確実にメモし、原稿をつくってから演説に臨んでいると聞きます。
 一見、短い言葉を選んで、簡単にしゃっべっているように見えますが、とても知略に富んだ演説なのです。
 一白としての知略、そしてメモ能力こそが、地方での人気を集める原動力になっていると、私は、ナインコード的な見地から推測しています。