要人警護では、腕力よりも氣の働かせ方のほうが重要です。なぜなら、氣が動作にあらわれるからです。実は、SPには、剣道の高段者が多いのです。剣道の高段者が間合いをとるときは、足の指をムカデのようにして、じりじりと間合いを詰めていきます。

慌てないで的確な行動をとるには、「足の指の動かし方」が重要なポイントになります。身体を動かすには、まず足の指に力を入れて踏ん張る必要があるからです。身体全体のストレッチができない状況でも、足の指を1本ずつ確認しながら折ってストレッチしておけば、いざというときも機敏に動くことができます。

私もクレーマーとの厳しい交渉が始まる前には、こっそり足の指を親指から1本ずつ動かして確認するようにしています。左右で10本、ちょうど10秒程度です。これで、かなり精神的に落ち着くことができます。

私は数年前から5本指靴下を愛用していますが、それはこの「足指ストレッチ」のためでもあります。

『クレーム対応「完全撃退」マニュアル』では、最新のクレーム事例を40以上紹介しながら、対面・メール・電話あらゆる場面における正しい対応法、ネット炎上を鎮火させる方法、高齢化に伴い増加している「シルバーモンスター」の実態と対策など、クレーマーの終わりなき要求を断ち切る23の技術を余すところなく紹介しています。

ぜひ、現場で使い倒していただき、万全の危機管理体制を整えた上で「顧客満足」を追求してください。

(参考記事)

「半殺しだよ」→「怖いです」
「SNSで拡散するぞ」→「困りましたね」
究極のクレーム対応“K言葉”の活用術