これからのキーワードとは? 今後5年の重要技術トレンドとして、野村総合研究所の城田真琴氏は「ユビキタスAIの到来」「音声インターフェースの普及」などを挙げる。

【ユビキタスAI】
トラクターにも搭載 あらゆるものにAI

ブルーリバーテクノロジーの「レタスボット」は、毎分5000本の芽をチェックし、必要な苗だけに、ピンポイントで除草スプレーを噴射。雑草も見つけ出す

 一つ目のキーワードは「ユビキタスAI」だ。今後、身の回りのあらゆるものにAIが搭載されていく。「精度が向上した画像認識、音声認識、自然言語処理などの技術は、さまざまな産業で広く活用される」と、城田真琴・野村総合研究所デジタル基盤開発部リサーチ&ナビゲートグループマネージャー/上級研究員はみる。