日本企業では、荷物の問い合わせや再配達に活用するヤマト運輸、保険の診断や見積もりなどに使うライフネット生命保険など、LINEと組んだ企業が先を行く。
ただし、この分野ではさらに先を行くベンチャーが米国にはある。ソフトバンクグループが1億2000万ドルを投資したインシュラテック企業のレモネードだ。
家財保険の契約から請求まで、チャットボットで完結するサービスをすでに商用化している。物件の住所などを入力し、火災報知器、防犯アラームの有無などに答えると、「Maya」と名付けられたチャットボットがすぐに保険料を提示、決済までも可能だ。