Lynk&Co
中国の新興メーカー“リンクアンドコー”の新型車“03”。メカニズムはボルボXC40と同じ Photo:Lynk&Co

吉利HDとボルボが共同で設立
新興メーカーLynk&Co(リンクアンドコー)

 Lynk&Co(リンクアンドコー)という聞き慣れない自動車メーカーの新車発表イベントが、2018年10月、日本の富士スピードウェイ(FISCO)で開催された。同社は中国・吉利ホールディングスとボルボ・カーズ(VCC)が共同で16年に設立した新興メーカー。本社はVCCの本社と研究開発拠点があるスウェーデンのイエーテボリに設置し、開発陣の半数が元VCCスタッフという。

 発表された4ドアセダンの03は、VCCと吉利グループが共同開発したCMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)を使用する。CMAはボルボXC40に採用されており、吉利ホールディングスによると「03のメカニズムはXC40と同等。目に見える部分、手に触れる部分だけがリンクアンドコーの仕事」という。03のチーフデザイナーは元VCCのスタジオチーフデザイナーで、XC60などを担当したアンドレアス・ニルソン氏である。

 同氏はかつて、VCCの親会社だったフォードのデザインマネジャーとしてフォード・ブランドのコンセプトカーや市販車のリンカーン部門を担当した経験を持つ。ボルボのスカンジナビアンテイストに対し、リンクアンドコーは、米国西海岸のテイストが注がれている。