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HyperX Cloud MIX

 私はゲーマーであり、普段移動時は必ず音楽を聴いている。普通は、音楽をしっかり聴けるヘッドフォンと、ゲームがしっかりできるゲーミングヘッドセットを両方買うとなると、それなりにお財布からお金が消えることを覚悟しなくてはいけない。しかし、そのどちらも可能なヘッドセットがあるとすればどうだろう。

 HyperXブランドのゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud MIX」は、1台でゲーミングヘッドセットもBluetoothヘッドフォンを両立できる1台だ。実際に2ヵ月ほど使ってみたが、どちらの用途でも満足でき、家でも外出時でもガッツリ使用している。

ハイレゾオーディオ認定のワイヤードゲーミングヘッドセットであり
長時間駆動のBluetoothヘッドフォンでもある

 HyperX Cloud MIXは、ワイヤードコネクター接続時には、10Hz~40kHzの周波数帯域のハイレゾリューションオーディオが再生可能なゲーミングヘッドセット。ゲームやオーディオの聴きにくい細部とニュアンスを聞き取ることができる。最初はヘッドフォンとヘッドセットを両立している分、FPSなどしっかりと足音を聞き分けるといった分野は厳しいのかなと予想していた。

 しかし、「レインボーシックス シージ」などを実際にプレーしてみると、前後左右どこから足音がしているかなどはちゃんと聞き取ることができた。ヘッドフォンによっては左右は聞き分けられるけど前後は……というものもあるが、HyperX Cloud MIXは後ろから迫ってきている音もしっかり聞き分けられたので、FPSも問題なく快適に遊べるといえる。

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カスタム設計された40mmのデュアルチャンバーを採用

 また、カスタム設計された40mmのデュアルチャンバーも魅力。これにより、低音を中音と高音から切り離し、ゆがみを取り除いたスムーズなオーディオを実現。オーディオ再生時には、低音、中音、高音のバランスが取れていると感じる。ゲームプレー時も、前述したとおり細かい音までしっかりと聞き取れる。ただし、どちらの用途でもいえることだが、バランスが取れている分、低音の迫力を魅力とするヘッドセットを好む人の場合だと、少し物足りなく感じるかもしれない。

ゲーミングヘッドセットから、Bluetoothヘッドフォンに変身
しかも20時間駆動

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HyperX Cloud MIXは、コードやマイクを取り外せば、Bluetoothヘッドフォンとしても使える

 HyperX Cloud MIXの1番の特長といえるのが、ケーブルを取り外せばBluetoothヘッドフォンとして使えるという点。しかも、公称で最大20時間(ヘッドフォンの音量50%での場合、使用状況によって変化あり)をうたう長時間駆動を実現している。実際に20時間駆動させることはほとんどないが、休日に音楽を聴きながら外出しても、余裕でバッテリーが切れることはなかった。1日外に持っていって使う分には、充電の必要はほぼない。

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左のボタンで音楽の再生/停止、右の+と-ボタンで音量調節が可能

 Bluetooth駆動の際はハイレゾオーディオではなくなるが、それでも音の質は悪くない。ボーカルの声やギター、パーカッションの音など細かい部分までしっかりと表現してくれるので、普通にお気に入りのヘッドフォンの1つになっている。

 また、最近では外出先でYouTubeなどを鑑賞する機会も増えていると思う。ワイヤレスタイプのヘッドフォンで気になるのが、動画再生時の音ズレ。動画の動きと音がずれていると、違和感によって集中して楽しめない。しかし、HyperX Cloud MIXを使ってYouTube鑑賞をしたところ、ほとんど音ズレはなく快適に視聴できた。もちろん、Netflixで映画やドラマを鑑賞するという際にも、存分に活躍してくれる。

外出時の利用を考慮した耐久設計
軽くて長時間付けていられる

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ヘッドバンドの内側も柔らかく、しっかり装着してもちょうどいい締め付けで、痛くなったりもしない

 HyperX Cloud MIXは、Bluetoothヘッドフォンとして外で利用することを考慮して、丈夫なアルミニウムフレームを採用している。2ヵ月ほど使用しており、外出先で使っていないときはカバンに入れて持ち運んでいるが、特に調子が悪くなったり、破損することもなく快適に利用できている。

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イヤーパッドはすっぽり耳が収まるので、長時間つけていても痛くならないのは魅力

 また、ソフトでしなやかなレザーレットと低反発の衝撃吸収素材のメモリーフォームを採用しているため、長時間使用していても快適。密閉型でイヤーパッドの中心が空いており、耳がすっぽり入るので、使っていて耳が痛くなることもほとんどない。まだ寒い時期にしか使用していないので、夏場に熱くなるのかはわからないが、いまのところ暖房のついた部屋で使用していて暑くなって不快になることもないので、よほど暑い日でない限りは大丈夫なのではないかと思っている。

マイクは着脱可能なブームマイクと内蔵マイクを使い分けられる

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着脱可能なブームマイクが付属

 HyperX Cloud MIXは、ゲームプレー時は着脱可能なブームマイクを使用する。友人とボイスチャットをしながらゲームをしているときも、しっかりと相手に言葉が伝わっているようで、本製品のマイクの評判も上々だ。また、ケーブルに搭載されている操作ボタンにより、ヘッドフォンの音量調整に加えてマイクのミュートのオンオフも可能。ゲームしているときにちょっとトイレに行きたいなんてときに、ミュートにしておけるのは便利だ。

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ブームマイクはフレキシブルなので、口元に持ってくればクリアな声でボイスチャットが可能
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ケーブルに搭載するリモコンで音量調節やマイクのミュートもできる

 また、ワイヤレスヘッドフォンとして使用している場合は、内蔵マイクが利用可能。こちらは全方向性のマイクのため、外出先での通話なども快適にできる。

 HyperX Cloud MIXは、ヘッドセットケーブルを使ってPlayStation 4やXboxといったコンシューマー機、PC用延長ケーブルでゲーミングパソコンと、ワイヤレスでiPhoneなどのスマートフォン機器などと接続して使える、マルチに活躍するヘッドセットだ。価格はAmazon.co.jpで2万6800円とそれなりにするが、コンシューマー機/パソコン/スマートフォンで使うヘッドセットがそれぞれ必要という人にとっては、1台ですべてこなせると考えれば、コスパは高い。

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パソコン接続用の延長ケーブルも付属

 しかも、ゲーミングや音楽鑑賞などどの用途で使っても一定以上の満足のいくクオリティーをクリアしていると感じるモデルはなかなかないため、家でも外でも使えるヘッドセットがほしいという人は、ぜひ検討してみてほしい。