例えば、従来からある「有機栽培」は環境に優しく、すばらしいけれど、消費者が一番欲しいのはおそらく「無農薬」です。それを「農薬不検出」であることを証明して提供するから3倍の価格で売ることができ、収入が増えるのです。

 農業所得にコミットするプラットフォーマーが出てくれば、農業は必ず活性化します。

農地の3%はオプティムの技術で

――めざす事業規模は。

 2020年をめどに当社の技術で生産された食品がスーパーにも並び、一般の食卓に上るようにしたいですね。

 スーパーは減収傾向を止めるために高単価のものを売りたいので当社との協力に前向きです。

――例えば、有機栽培のシェアは日本の農地面積の0.2%にすぎません。これを超えられますか。

 2~3%まで行かないと普及したとは言えません。

 当社のスマート農業で日本の農地の3%の面積(有機農業の栽培面積の15倍)を担うのがオプティムに課せられた役割です。

――世界展開も考えますか。

 もちろんです。日本からの農産物の輸出も考えますし、テクノロジーの輸出もあります。

 東アジアのコメや野菜が有望です。海外展開を強めて、アグリテックの世界トップ企業を目指します。