5GPhoto by Hiroyuki Oya

『週刊ダイヤモンド』3月23日号の第1特集は「5G開戦 アップル後の世界」です。中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)がついに反撃に出ました。米政府機関が自社製品の使用を禁止していることは憲法違反だとして、米政府を提訴したのです。5Gの普及を目前に控え、米中の衝突は激化の一途をたどっています。通信の技術覇権を懸けての米中の争いは、世界を巻き込みつつありました。(本記事は特集からの抜粋です)

「ファーウェイ脅威論」を唱える米国に対して、正面からぶつかった方がプラスになると考えたのだろう。中国の通信機器最大手、ファーウェイがついに反撃を加えた。

 米政府機関が自社製品の使用を禁止していることは、米合衆国憲法に違反しているとして、米テキサス州の連邦地裁に米政府を提訴したのだ。