修繕積立金の設定額が低いマンションは、注意!
また、築年数が浅いマンションを選んだからといって、それだけでは安心はできません。
築年数が浅いマンションの場合、修繕工事の実施時期まで余裕があるように思われ、修繕積立金の見直しがされないまま大規模修繕工事の検討時期を迎える、ということが実際にあるからです。
特に、修繕積立金の当初の設定額が低いマンションは、注意が必要です。
いざ工事を行うときに資金が不足していると、①無理な値上げ、②一時金の徴収、③借入れ、などを行わなければなりません。くれぐれも、早い時期から適切な修繕工事費の積立をする、しっかりとした管理組合のあるマンションを選ぶようにしましょう。
また「大規模修繕工事検討中」の中古マンションを購入する場合は、入居後すぐに一時金の徴収や修繕積立金が値上げになる可能性もあります。
必ず検討内容や一時金の徴収、値上げの可能性があるかどうかを確認しておきましょう。