「解散」含みで蠢き始めた消費増税「3度目の先送り」の攻防
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憶測呼んだ「安倍・麻生密談」
「増税先送り解散」が話題に?

 永田町に解散風が吹き始めた。

「10月1日から消費税の税率を10%に引き上げる。リーマンショック級の危機が起こらないかぎり実施する」

 安倍首相は、決まり文句のようにこのフレーズを国会などで繰り返してきた。これほどはっきりと増税を語れば、政府の方針はゆるぎないものと政治家や国民は思う。

 ところが、現実はどうだろう。首相や官房長官が決まり文句を繰り返すたびに「本心は分からない」「口でああ言うが、本当は別のことを考えているのだろう」という受け止め方が広がる。

 衆参同時選挙に備えよ、という空気が野党にも強まっている。安倍首相は3度目の増税先送りを表明し、「国民の信を問う」と解散に打って出るのでは、という観測が急速に強まっている。