米オハイオ州在住のジャック・ロリンズさんは結婚した時、フェイスブックに自分たちの結婚写真をめいっぱい投稿した。それを見た友達は「いいね!」や祝福コメントを寄せた。だが2年後に別居し、やがて離婚したとき、これらの写真は幸せだった頃を思い出させるつらい痕跡となった。 26歳で結婚したロリンズさんは現在31歳になった。「僕は結婚アルバムをフェイスブックから消さなかった。それも人生の一部だから」 多くの若いカップルは婚約の瞬間からハネムーンに至るまで、あらゆるフォトジェニックな場面をフェイスブックやインスタグラムなどに残す。その結果、過去の世代は経験する必要がなかったジレンマを生んでいる。節目ごとに2人の関係をネットで共有してきたカップルは、離婚という出来事をどのように切り出すべきか?